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リハビリ病院では


他の患者さんの頑張りに刺激をうけていました。


この日の日記がこちら




2006年1月18日水曜日



今日から病棟内は歩行器


(赤ちゃんがハイハイの時に使うものの大きい版)


で移動してもよいことになる。


車椅子より数段移動が楽になる。


足が徐々に動くようになってきているので、


筋トレの量を増やしているのだが


すぐに足が重くなり関節も曲がらなくなる。


筋肉の緊張によるのだろうが、


おかしな動きのままで歩いたりして


変なクセをつけないようにしないと。


やはりリハビリ室には前の病院にはない


活気が溢れている。


患者の年齢が若いこともあるのだろうが、


みんなの目の色が違う。


こうやってリハビリばかりやっていると


知識も少しついてきた。


そしてわかったこと。


『クララはあんなに急に歩けない』


アルプスの少女ハイジでの有名なシーンだが、


あれだけ長期に渡って車椅子生活をしていたら


リハビリをしないと


たとえ健康になっていたとしても


すぐには歩けないはずだ。


そしてそのリハビリは


地味な根気の要る作業である。


僕もこの病気になるまでは、


怪我や病気が治ればすぐに歩けると思っていたが


大きな間違いである。


特に僕のように中枢神経をやられた場合、


もう一度神経に動きを思い出させないと


いけないので時間もかかるのだ。


このリハビリ室には、


それこそクララくらいの年齢の少女が


義足をつけて必死に歩行練習をしていたりする。


これから生きていくために


リハビリをしないとしょうがないと


言ってしまえばそれまでだが、


ここに至るまで気持ちを持ってきたことがすごい。


そんな人たちに刺激を受けながら、


集中してやっていきたい。


病気と闘う姿勢が


また戻ってきました。


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