体重90㎏くらいの時の松村さん
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気持ちが下がって上がって下がって…
を繰り返す毎日。
この日はこんなことがありました。
2005年11月25日金曜日
午前のリハビリのあと看護師さんに体を拭いてもらう。
お風呂は週一くらいしか入れないので、他の日は体を拭いてもらっているのだが、
今日その時に床ずれが見つかった。
お尻の尻尾のあたりが1cm四方くらいめくれているらしい。
僕のように寝返りがちゃんと出来ないと起こりやすいのだそうだ。
こんなもの大したことないと思っていたら、ひどくなると骨まで見えてしまうお年寄りもいるらしい。
しっかりケアしていくことに。
この床ずれは本当に厄介なもので
15年以上経った今も跡が残っています。
かさぶたのようになっていて
他の皮膚より弱く、
擦れてたまに出血します。
午後のリハビリのあとは、入院以来ずっと挿したままになっている排尿のための管をとることが可能かどうかを調べるために泌尿器科へ。
しかし肛門の力がまだないために無理という診断だった。
排尿には肛門の筋力が係わっているのだ。
病室に戻ると太田プロの先輩芸人・松村邦洋が来てくれた。
すごく励ましてくれるのだが、
140㎏の巨体を苦しそうに動かしたり、少ししゃべっただけで息が切れている姿はどっちが病人だかわからない。
他の患者さんも看護士さんも芸能人を見る目ではなく、おもしろい生き物を見る目で松村さんを見ていた。
とりあえず人間ドッグを勧めておいた。
「ダイエットしないと死んじゃうな」
と言いながら帰っていった。
この後ダイエットをはじめた松村さん。
ここから100㎏を切るくらいまでになって始めたマラソンで
心肺停止の大ニュースが流れたのが2009年3月。
そして
今日2022年5月25日も
これから二人でネタ作りしてきます!
ずーっとお世話になってる恩人です。
そうそう、僕の睡眠を妨害していた隣のベッドのいびき男が別の病室に移動してくれた。
よし、今夜は病人らしく寝るぞー!
まだまだ入院生活は続きはこちら