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この日の日記を読み返すと
何か病室で何かあったか、何かを見たか
したのだろうが
思い出せません…
でも
かなりイライラしていたことがわかります。
2005年11月26日土曜日
昨夜の消灯後のこと。
いびき男のいなくなった病室は静寂につつまれていた。
快適な病室。
少し本を読んで寝ようとしたその時、遠くからベッドを運ぶ音が聞こえてきた。
その音がだんだん大きくなり、僕の部屋に入ってきた。
そして空いていた隣のベッドに病人が移された。
「早速新しい患者さんか」
と思った数分後、聞きなれた大音量のいびきが聞こえてきた。
いびき男が戻ってきてしまった。
「どういうこと?」
笑えないコントのようであった。
おかげで今日もすっきりしない朝を迎える。
さて入院も4週間を過ぎ、看護師さんには本当に世話になっている。
それが仕事とはいえ、下の世話など感謝してもしきれない。
医療に携わる人には、仕事だからでは済まされない、
人間の優しさとか配慮とか知性などが求められるし、
それらがないと失格となってしまう、
厳しいものだ。
偉そうに言わせてもらえば。
この病院にはたくさんの看護師さんがいるが
「なんやこいつは?」
という人もまれにいる。
まず何があっても謝らない人。
『やってやってる』感の高い人なのだろうか?
自分のやることはすべて正解だと思っているのか?
逆に自信がないから虚勢をはってしまい、非を認められないのだろうか?
誰に対しても子供に話しかけるような口ぶりの人も気になる。
一見優しい印象を与えるが、冷静に考えると馬鹿にされているように感じる。
患者を下に見ているということか?
年配の方に対しての無礼な口ぶりを聞いていると、横で聞いているこっちまで腹が立つ。
何気ない一言で患者は一喜一憂してしまうのは事実だ。
同じ病気の患者であっても同じ人間ではないのだから、この仕事には完全マニュアルなどあるはずもない。
一人間としての力が必要な、とても大変な仕事であると思う。
人が一番まいっている時に直接触れあう職業であるみなさんの偉大さは計り知れない。
病気の時ってナーバスになりますね。
そんな人と常に接している
看護師さんをはじめとする医療関係者のみなさん、
ありがとうございます。
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