25年くらい前のお笑い雑誌より

 

 

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レッド吉田、ジモン会と続いて

 

この日はまだまだお見舞いに来てくれました。

 

日記がこちら

 

 

 

 

夕方、インスタントジョンソン・スギがやってきた。

 

見舞いにきたのに、自分が最近ふられた不幸話を延々しやがった。

でも許そう。

なんせポータブルDVDプレーヤーを持ってきてくれたから。

これで映画を思う存分見られる。

「で、DVDは?」

「あ、忘れました」

…そんなんやからフラれるねん。

今度持ってきますと帰っていった。

すると間髪入れずに

インスタントジョソン・ゆうぞうが顔を出す。

お前らどっかで順番待ちしてない?

勉強し直せと桂三枝師匠の創作落語のCDを渡され、

「おつかれちゃーん」

と、病院用のテンション下げバージョンで帰っていった。

どうせならDVDが欲しかったな…

 

 

面会時間終了の午後8時をまわり、今日はずっと誰かがいたなぁとしみじみ振り返っているとコツコツと複数の靴音が。

ネプチューンの名倉潤・原田泰造・堀内健の三人とTake-2の東貴博がやってきた。

みんなほぼ同期で10年以上のつきあいになる。

堀内健が

「なんだ、スーさん(彼だけは僕のことをこう呼ぶ)元気そうじゃん。死にかけているかと思ったよ」

と残念そうに言っていた。

泰造は

「今日、『銭金』の収録だったんだけど、みんな山さんのこと心配してたよ。絶対良くなるからがんばって」

と、いつもに増してやさしい言葉。

長年彼女がいない東君は

「彼女がいて本当よかったよね」

と声をかけてくれたが、自分が病気になったら世話してくれる人がいないことも心配している様子。

 

 

 

 

でもその後、安めぐみさんに心配してもらえることになるとは!

 

 

 

同い年だが芸歴は先輩の名倉さんが

「俺らもそういう年齢なんやって」

としみじみ言っていたのが印象に残る。

「おニャン子と結婚おめでとうございます」

と言っておいた。

 

 

 

ちょうど渡辺満里奈さんと結婚した頃でした。

 

 

消灯時間が近くなり、時間がないのでサッと帰っていった。

先輩・後輩・友達、芸人としゃべっているのは楽しいし元気が出る。

みんなが帰ったあとも暖かい気持ちが続いている。

今日はこの穏やかな気持ちのまま眠れるといいのだが。


 

 

こんなにぎやかだった日は特に

 

消灯時間後

 

わびしさ、さみしさが胸に広がったのを思い出します。

 

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