※お見舞いに来てくれた劇団ひとり

 

 

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排泄が自分で出来ない情けなさ、申し訳なさに落ち込んでいると

 

多忙な中、お見舞いに多忙な中劇団ひとりがやって来てくれました。

 

その時の日記がこちらです。

 

 

 

 

さてさて、今日もたくさんお見舞いに来てくれた。

 

まず、劇団ひとりがPSPを持ってやってきた。

 

これは暇つぶしにありがたい。

 

入院前日に二人で

 

「入院保険に入ったほうがええよな」

 

などと話していたことが、なんとも…。

 

それから彼はかなり前から小説を書いていて、もうすぐ出版されるらしい。

 

それもあって入院中になにか書くことをすすめられる。

 

とりあえずブログと日記は続けて書くことにしよう。

 

 

 

この時話していた小説というのが

 

ベストセラーになった

 

『陰日向に咲く』

 

です。

 

 

 

 

 

しかし、酒も飲まずに昼間っからこうして二人で話していると、

 

彼が実家から布団を持ってきて、僕の下北沢の家にずっと居座っていた頃を思い出す。

 

タイムマシンの話や、もしも1億円あって24時間以内に使わなければいけないとしたら何に使う?

 

とか子供のような会話をよくしていたっけ。

 

あと、おもむろに素っ裸になって、

 

「山崎さん、俺の体どうっすか?」

 

と、知らない人が聞いたら

 

「え?お前、そっち?」

 

って疑われるような馬鹿なこともコイツはよく言っていた。

 

あれこれ話していると母が来る。

 

うちの母はとにかくよくしゃべるオバハンで、

 

ちょっと引き気味の劇団ひとり相手に自分の旅行話を無理矢理聴かせていた。

 

その二人の絵がとてもおもしろい。

 

1時間ほどして仕事に行った彼を見送った母は

 

「あの子は最近よくテレビ出てるね。『ひとり芝居』でしょ?」

 

とオバハンにありがちな間違い。

 

間違いを指摘するのもめんどくさいのでそのままにしておく。

 

さんざんしゃべって母も帰っていった。


 

この日はこの後もおかしなお見舞い客がやってきました。

 

続く・・・

 

 

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