国史跡 東京湾要塞「千代ヶ崎砲台跡」@横須賀市西浦賀 | yamyam blog

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 国史跡 千代ヶ崎砲台跡へ行って来ましたロケットロケット


千代ヶ崎砲台跡(明治28年竣工)

横須賀市西浦賀6丁目5-1
横須賀線(6両目)久里浜駅、京急久里浜駅下車

京急バス【久19】「燈明堂入口」下車 徒歩10分

公開日 土曜、日曜、祝日 《無料》
時間 9:30〜16:30(入場16:00まで)
※10月〜2月は15:30まで
離れた場所に駐車スペース16台あり


歴史好きになって砲台跡を見に来るとはひらめき


明治時代は日本の大きな転換期なので

歴史と建築は面白い音符


「東京湾要塞」は

明治17年(1884)に観音崎に初めて砲台が造られてから32か所(途中で中止になったのも含む)建設されました


平成27年(2015)

猿島と千代ヶ崎砲台跡は国史跡に指定


昭和35年(1960)〜平成25年(2013)の53年間は海上自衛隊の施設となり立ち入り禁止区域でしたが、2015年に日本遺産として認定され、横須賀市が埋没していた跡地を整備し2021年10月から一般公開が始まりました!



燈明堂入口到着バス

バスは1時間に1本です


急な坂道を登り到着!


初めにガイドさんの説明を聞きながら回ります。歴史に詳しいガイドさんだったので分かりやすく凄く面白かった!


当時高価なコンクリートを大量に使った砲台跡です。塁道にも使われています







最先端の技術で造られています

レンガの壁は厚さ1.5m、天井の厚さは約2m!

海からの攻撃にも大砲が爆発しても壊れないよう頑丈に造られています

建築デザインも優れているそうです



黒っぽいレンガは、雨水の帯水を防ぐ為に撥水性の高い焼過煉瓦(やきすぎれんが)を用いています


生活用水を確保する貯水所への導入システム

塁道には濾過下水溝が埋没しています


兵員の待機所

奥壁には排気筒が設置されています

壊れているレンガ部分は、戦後の金属泥棒の仕業だそうです

頑丈なコンクリートの天井

140年間、関東大震災でも全く崩れなかったそうです。流石頑丈にできてる。




点塔室(ランプ室)

奥に大事な砲弾の保管庫があり、灯は確保しつつ絶対弾薬側に火が行かないようになってる


間に空間と壁があるのです


砲側弾薬庫 

28cm榴弾砲の砲弾と装薬の保管庫

天井の穴は上の滑車で運ぶための穴


コンクリートの分厚さが分かる


高塁道(こうるいどう)

3つの砲座を連絡する交通路

200kg超えの28cm榴弾砲を運ぶ通路



こんな感じで使っていました


砲弾を立て掛けて置く所


砲台を上から見てみましょう

大きな桜の木🌸




柵があるので全貌は撮影できないけど


ここが戦後ずっと埋まってたとはねぇ〜ひらめき



第一次世界大戦(1914〜1919)大正3年〜以降、軍用機、戦闘機が主流になると大砲台は上から狙われるので機能しなくなってしまった悲しい現実••ガーン


戦争中よく壊されずに残りましたね〜


景色が最高で千葉の鋸山が見える


気持ち良い空!




高さ5mの土塁(防御施設)

休憩所とバイオトイレがあります

桜の刻印は小菅集治監(刑務所)で

作られた煉瓦。銀座の街にもあるみたい


バスが来るまで時間あったので

燈明堂跡も行って来ました


平成元年(1989)復元された燈台

土台の石垣は江戸時代のもの


浦賀燈明堂は

慶安元年(1648)〜明治5年(1872)の224年間船の安全を守って来た燈台です


燈明堂海岸

凄く透明度の高い海でした!




天保11年(1840)建立

地蔵菩薩像供養塔と題目碑



横須賀線 久里浜駅から帰ります💨

時間調べておけば良かったゲラゲラ


待ってる間これ食べちゃった指差し

本当にどん兵衛の味!


社会科見学!楽しかったです音譜


国史跡と同じエリアにある
民間の「ファーマシーガーデン浦賀」にも史跡があり、ここはブルーベリー狩りやレモン狩りが予約制で入場できますよ🍋🫐