京都一人旅⑦ 豊国神社〜建仁寺 | yamyam blog

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三十三間堂から約1.3km 徒歩18分

建仁寺へ向かいました走る人💨


明治28年(1895)竣工

赤坂離宮や奈良国立博物館も手がけた

片山東熊設計 京都国立博物館(重文)


もの凄い圧を感じる石垣が!

どうやって運んだの?って巨石ばかり

何だここは!?



ここは太閤秀吉公をお祀りする豊国神社でした。どお〜りですんごい訳だわ!

方広寺大仏殿創建時(1595)の石垣らしいです。大きいが奥行きがない巨石なんですって

豊國大明神と書いてあります




立派な伏見城の遺構の唐門

西本願寺、大徳寺と国宝三唐門と言われています


参道の石は

大仏殿内部と基檀に敷かれていた床石材を転用したもの。1612年の再建された頃の石でしょうか



秀吉の遺構は関東にはないので嬉しい


この辺りは、方広寺大仏殿(1595)があった場所で、東大寺大仏より大きい高さ19m、大仏殿は約49mもあったそう

洛中洛外図にも描かれています


慶長19年(1614)完成した梵鐘

これが豊臣vs徳川の争いに発展した「方広寺鐘銘事件」の本物の鐘ベル


「君巨豊楽」「国家安泰」に家康が激怒したってやつですね。"なんちゅー言いがかりだ"って思っていたけど、家康の強引なこじつけとは言い切れない側面があるらしい。

天井の天女が素晴らしかったです


1615年 大阪夏の陣で豊臣宗家が滅亡すると

豊国神社は廃絶


1868年 明治天皇のご意向で再興布告

1880年(明治13年)現在の社殿完成

1897年(明治30年)阿弥陀ヶ峰山頂に巨大な石造の五輪塔が建てられた。工事中に土中から素焼きの壺に入った秀吉の遺骸とおぼしきものが発見されている


260年以上放置されていたなんて•••

阿弥陀ケ峰山頂の豊国廟もいつか行ってみたい


素通りしてしまった豊国神社宝物館

今思うと「絶対みるべき」所だった泣き笑い


大正14年(1925)に完成した宝物館は

大正ガラス仕様はそのままに

狩野内膳豊国祭礼図屏風粟田口吉光骨喰藤四郎見たかった〜あせる


天暦5年(951)
空也上人開創 六波羅蜜寺




清盛塚と亜古屋と言う江戸時代の遊女の宝塔



令和館で空也上人見れます

そして辰年の今年は国宝の御本尊が

12年ぶりに御開帳されます

秋かいあせる見れなくて残念〜悲しい


藤原鎌足創建(668〜671年頃)

断ち物の祈願所 安井金比羅宮



井伊家伝来のお宝の宝庫

井伊美術館 予約すれば入れるのかな〜?



12:30

やっと建仁寺に到着しました〜ひらめき


建仁2年(1202年)

鎌倉幕府二代将軍 源頼家創建

京都最古の禅寺 建仁寺




俵屋宗達筆

《国宝》風神雷神図屏風(高精細複製)



風神雷神は千手観音眷属

二十八部衆のメンバーなんですって


薬師如来十二神将

千手観音=二十八部衆

不動明王八大童子 

って眷属の方達は決まってるんですね


三十三間堂の風神雷神


躍動感が凄いキラキラ

当時は、主役(千手観音)を描かず

眷属をメインキャラにするなんて斬新なこと


俵屋宗達って自画像もなければ

落款もない。不明なことが多い人物


いつか複製ではなく本物見たいですね

螺鈿の風神雷神の作品もありました



嬉しいラブ


海北友松筆 《重文》雲龍図襖

安土桃山時代(高精細複製)








双龍図(2002)小泉淳作

鎌倉在住の画家 小泉淳作さんは

建長寺の法堂の天井画 雲龍図(2000年完成)も手がけた方



縦11.4m×横15.7m(畳108枚分)

麻紙とよばれる丈夫な和紙に、程君房の墨で描かれている。北海道の廃校の体育館で制作されたんですって。78歳で凄いパワーですね拍手

北海道に六花亭製菓が運営している小泉淳作美術館があるそうです







ゆっくり見たと思ったけど
滞在25分でした


お腹空きました〜💨

残り3時間どうしよ?


長くなったので⑧に続きます💨