帝王切開で次男が産まれてから1週間後、妻が退院しました。
帝王切開翌日は座るだけでも激痛だったようですが、徐々に回復し、短時間ではありますが歩けるようになっていました。
妻の入院中の着替えなどを持っていった際に、最初に病院に行った際に着ていた服を預かって持って帰りました。服は血だらけになっていました。当日の壮絶さを再認識しました。
なお、さすがに血は落ちず、服は捨てました
退院の日、先生から現状についての説明があるため、控室で妻と待っていました。周りでは産まれたあかちゃんと一緒に帰っていく家族が何組かいました。
そのとき妻が一言
「今後二度と言わないけど、今回だけ。一緒に連れて帰れなくてごめん」
いまでもよく覚えています。
ただ、私は妻が無事だったことに感謝します。
先生からの説明がありました。
・容態は安定している
・今後合併症等で亡くなることもありえる(生存率は、現在は7〜8割くらいと言われている。一昔前は5割以下であった)
・人工肛門の閉鎖手術をする目標体重は2000g(のちに1800g、最終的に1600gで手術となりました)
・体重は週3回計るが一喜一憂せず、長期目線で右肩上がりに体重が増加するかみていきましょう
不安はあるけど、これからこの子がなんとか回復し、家に帰ってくることを願い、病院を去りました。