手術後は、基本的な栄養は点滴で補うことになりました。
この点滴は、その後、約3ヶ月半で人工肛門の閉鎖、それから約1ヶ月半間の経腸栄養の吸収の評価ののち、約5ヶ月経ってようやく外すことができました。
点滴をしていることで主に問題になったことが
・むくみが起こりやすい
・ずっと針が刺さった状態なので、感染症のリスクが高い
・胆汁が出にくくなる
・継続した投与により肝硬変になる可能性がある
といったことです。
特に2つ目は、敗血症を起こす可能性もあり、生死に関わる問題でした。
このあたりはまた別にブログに書こうかと思います。
また、次男は人工肛門をほとんど小腸の入口、胃に近いところに作ったため、小腸を使った栄養摂取がほとんどできませんでした。
具体的には、母乳はだいたい1日に5ccを8回の投与にとどまりました。これ以上は人工肛門付近の皮膚や腸が荒れてしまい、感染症のリスクを高めてしまうということでした。
このため、体重は極々ゆっくりと、時間をかけて増加していきました。
手術は約1600gになったタイミングで行いましたが、約700gで産まれたので、900gを増やすのに3ヶ月半かかりました。