病院で予定時間より1時間半ほどまって、初めて対面しました。
最初にみた印象は、
ち、ちっちゃい…
涙が止まりませんでした。
ほんとうに、ほんとうに小さい小さい命が、目の前で生きていました。
人工呼吸器を口から入れ、高い湿度に保った保育器の中にいました。
まぶたができていないので目は開きません。
皮膚もまだまだ出来上がっておらず、身体にピッタリ貼り付いたような印象でした。
身体は赤黒い色をしていました。
そんな息子と対面しながら、主治医の先生から説明を受けました。
※この週数なので、同じように産まれた子は全て当てはまります。
・自発呼吸がまだできないので人工呼吸器をつけている
→27週を目安に鼻マスクに変更したい
・動脈管が開いている
→1ヶ月を目処に閉じるはず
・72h以内は脳出血の可能性がある
→俗に72時間の壁
・壊死性腸炎のリスクがあるのでもらい母乳で対応する。口から飲めるのは34週以降
→かなり危険な合併症で主治医曰く、一番なってほしくない
このような説明を受けました。
なお、生まれた際に産声はあげたそうで、ほっとしました。
そんな中、主治医の先生から言われた、今でも印象に残っている言葉があります。
「小さく産まれただけです。しっかり育つように我々がサポートをしていきます」
正直パニックでしたが、心が少し落ち着きました。
下の写真は産まれて数時間後の様子です。
ぼかしてますが、ご覧になる方はお気をつけください。