ストーマケア | おやぢ☆の徒然

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何処にでもいる、普通のおやぢが日々感じた事を拙い言葉でつづっています。



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 期間限定ですが、人工肛門(ストーマ)になりました。これが恒常的なストーマですと身体障がい者になるのですが、私の場合は最長で6ヶ月間と期間限定の為、障害認定は受けられません。でも、私が住んでいる市では、私の様な期間限定の者でも日常生活用具給付事業の対象者となるので、月々の補装具の購入や必要な資材の購入に補助が出て経済的に援助が受けられる仕組みなっています。

 ケアで何が大変って、私の場合中1日で補装具を交換するのですが面倒ですね。私の使う補装具は板面(直接肌に張り付ける部分)とスマート袋(便を溜める袋)が一体化した物を使用しています。その板面を剥がす為にリムーバと呼ばれる専用の物を使用します。これまた各社から色々なタイプが出ていて、入院中にどの種類が自分に合っているのかそれぞれ試して決めます。私の場合はリキットタイプが使いやすかったのでそれを使用しています。その他にスプレータイプやウェットティッシュタイプ等色々です。

 板面を外したは後は、ストーマの清潔の為、ボディーソープを使用して直接ストーマを洗浄、それとストーマ周辺を洗います。乾燥後に新しい補装具装着するのですが、若干肌が荒れているので板面の穴(ストーマが出る穴)の周辺に皮膚保護剤を張り付けてから装着です。

 この板面をキチンと装着しないと、便が漏れてしまう事故が起きるので丁寧に貼り付けます。実際、一度失敗して少量ですが漏れてしまいました。

 皮膚保護剤を使用するのは、私の場合比較的小腸に近い位置にストーマを作ってあるので、緩い便が多く皮膚への刺激が多きためです。ストーマの場所によって便の種類も変わり、補装具も変化します。

 今回の病気で色んな初めてを体験しましたが、自分で自分の腸を直接洗うなんて一番の驚きと戸惑いの初めてでしたね。今は慣れましたけど…