玉置神社 (奈良) | 星の道

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神社巡りの記事ばかりです。

昨年の話になりますが、11月中頃に和歌山に坐します熊野本宮大社、紀伊勝浦の那智山に坐します飛瀧神社、そして奈良の十津川に坐します玉置神社に参拝に行ってまいりました。

順番としては本宮大社→飛瀧神社→玉置神社で参拝したのですが、今回は最後に参拝をした玉置神社のご紹介をば。

 


玉置山の駐車場から見た大鳥居。深く一礼して参道を進みます。
私はいつも神社に入る時、心の中で「△△県○○市からやってきたろぜ太といいます。これから参拝させていただきます」と短いご挨拶みたいなことを思ってから鳥居をくぐってます。
 

膝が良くないので緩やかなほうの参道を選んで進みました。
緩やかと言ってもこんな感じ。アップダウンのある石段なので、行きも帰りも結構息が上がりました…
 

山頂近くの駐車場に行くまで、バスからはこういう景色が見れます。
この日は11月とは思えないほど気温も高く、空には雲一つもない良いお天気でした。
 

頑張って歩いてようやく玉置神社につきました。
昔に比べたら本当に沢山の参拝者の人だかりです。
 
 
 

久方ぶりなのでご本殿の前で短い祝詞を唱え、丁寧にごあいさつをさせていただきました。
 
 


その後、三柱神社(玉置山の地主神が祀られているお社)に参拝に行ったら祭祀をされておられました。

「今から国の祓えを行います」

神主さんがそう言われたあと、厳かに大祓詞を奏上されてました。
その場にたまたま居合わせたので(私以外にも数人)、お社の近くで頭を下げて祝詞を静かに聴いていたのですが、凄い迫力のある祝詞だった。
祝詞の中のある一文を繰り返し数回奏上したりと、ちょっとアレンジのようなものもあった気がします。


「国の祓」という神事が終わり神主さんが片づけをされている間に、写真に写っている御祈願を頼まれた方に「国の祓いを個人で神社に頼むのって素晴らしいですね」と声をかけてしまいました。
自分の願いの為にお金を出して御祈願を頼む人は沢山いても、国の為に自分で身銭を切れる人って早々はいないと思ったんです。
利他だなあって。

そういう話をその方に話していたら、流れで何となくお片づけをされていた神主さんとも少し会話をさせていただきました。

「これからは祝詞を奏上するのは神主だけではない。皆が奏上して皆が神様に繋がる時代」
「色々問題や困難が出てくるが、今は膿出しのタイミングだからではないか」

そういう事を言われていたと思います。
その後その神主さんが、最初に話してた女性に「この人に○○を教えてあげて」といって、去って行かれました。
そして国の祓を頼んでいた女性から神歌を教えてもらいました。
その神歌は神主さんが下ろされた歌で、その女性に教えられたものだそうです。
私はその女性から教えてもらったので、自宅の神棚で祝詞と共に奏上させてもらってます。


玉置に来るのは通算では6回目くらいになるのかな?
何度も通っていると、不思議な事って起こりますよね。



玉置山からバスにで再び下に降ります。



玉置山での参拝のあと、十津川で温泉に入りました。
大地のパワーいっぱいの強いお湯です。ちょっと浸かっただけでも体はぽかぽか。
かけ流しなのも嬉しい。





バスからの眺めで、十津川から熊野川に変わっていく様子がよくわかります。
熊野川は色がエメラルドグリーンなんですよね。



そんなこんなの、久々の神社参拝記事でした。