お久しぶりでございます+冬至のホロスコープ解説 | 星の道

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写真横向きブログにようこそ。
神社巡りの記事ばかりです。

今でも読んでくれてる人っているんでしょうか。
こちらでは本当にお久しぶりでございます。ろぜ太です。

X垢で呟いて気が済んでしまい、こちらに書くのがご無沙汰になってしまいました。
リアルではあいもかわらず神社に通ってます。あとお寺にもかなり通ってたり。

今年は激動の新年を迎える感じになってますが、冬至のホロを見ても結構世相が激しめになる感じには見えました。
X垢に投稿した冬至のホロ解説をこちらにも載せておきますので、気になる方はご覧くださいませ。
何かの力になれば幸いです。


ではでは~。


ろぜた拝


◆冬至のホロスコープ◆

冬至の星読みをアップします。
幾つかのポイントごとに以下ツリーに書いていきます。



トラサタが本気出してきた】
トランスサタニアン(冥王星、海王星、天王星)は集団意識や無意識、潜在意識を表す惑星と呼ばれています。
時には天の意思とも呼ばれることもある。ライツと絡んだ時なんかは特に。
それはエゴを離れた大きな意識で、そして個人に対して抗えない影響を及ぼすもの。
冬至のホロを見るにトラサタがいよいよ本気を出してきたな…と言うのが感想です。

「創造の光線」と呼ばれるものは外宇宙から冥王星→海王星→天王星と言う順に太陽に降りてきますが、冥王星がいるのは山羊座30度。
牡羊座から始まった星座の旅の到達点の度数です。

サビアンは「秘密のビジネス会議」。
「ここでの決定は大きな影響力を持つ」と言う度数に冥王星があり、この冥王星は山羊座0度太陽とパラレル。
自我を超越した意識が太陽(エゴ)と結びつきます。
(この辺りは太陽、月のアスペクト解説で後述します)

海王星は12ハウス魚座の25度。 サビアンは「聖職の浄化」で、現状の再調整を示す。
「聖職の」と付いているようにここで求められている調整は精神的なもの。
つまり生き方の修正(浄化)が入るということです。

ただ、この魚座25度辺りは意識が人離れしていくので注意が必要。
(こちらも太陽のアスペクト解説で後述します)

一番現実に近い最後のトラサタである天王星が位置するのは牡牛座20度「雲を呼び吹き荒ぶ風」。
自分が知るべきこと、或いは自分が進むべき方向を、日常の暗示や兆候から読む能力の獲得。
冥王星と海王星を経由して降りてきた天意と相反しない個が確立されると、自然界が個の意思に同意を示すという、いわゆる個(エゴ)と全体(集団意識や無意識)とがつながった状態を指しているサビアン。

この天王星の示す度数が、冬至のホロスコープにおける創造の光線のファイナルアンサーだと思います。
逆行ということもあって、我らはこのテーマを時間をかけてじっくりと学んでいくのだなと。


【ライツ(太陽・月)とトランスサタニアン】
冬至のホロでは太陽と月はトライン(120度)。
山羊座0度の太陽と牡牛0度の月が調和しつつ、太陽の目的意識を実現させるアスペクトです。
1ハウスにある月のサビアンは「運命の実践」の度数。牡牛座ということもあり、個人特有の性質・資質というものが大きく影響します。

牡牛座の月という要因だけではなく、4ハウス蟹座の支配星が1ハウスに入っているということもあり、両親や家系の影響が人格や行動に無意識に反映しやすい。
家系的な因縁、特に母親の感情・行動パターンに引きずられやすい時期だという事を念頭に置いて、自己の意識の確認を。

無意識に振り回されやすい時期だというのは、太陽と海王星、太陽と冥王星のアスペクトからも見て取れます。
魚座25度にある海王星とのスクエアは現実的に生きようとすると海王星(無意識)の横やりが入ることをあらわし、山羊座30度冥王星は太陽とパラレルかつセミセクスタイルのアスペクトで地上的、世俗的な目標だけでは満足できない強い衝動が内部に湧きおこる配置になっています。

太陽からするとこのトランスサタニアンの影響は意識(エゴ)の枠外から飛んでくるもの。
人生の秩序や己が持つ目的意識に打撃を加えられるような感覚になるのですが、これらトラサタの作用は地上に生きている間に固まってしまった、頑丈なエゴの殻を割るために必要な衝撃でもある。

そして根源的な変化を要求してくるこの冥王星は10ハウスにあり、これを見るにこの自意識への強い衝撃は社会から来る可能性も高いのでは、と思いました。


冥王星が効いたホロを持つ人にはわかってもらいやすいと思うんですが、冥王星って窮地に陥らないとスイッチ入らないんですよね。
「極限状態で変容するスイッチ」なのです。
その冥王星が10ハウスなので「社会の深刻さが引き金となって意識が変貌を遂げる」という解釈になるやも。


このあたりは他の占者さんがどう解釈をされてるのかはわかりませんが、私はそう読みました。
なので冬至以降の社会情勢はかなり激しく変化するのではないのかな…と。
(火星冥王星パラレルで「窮地に強い」という性質が出ているのも気になるポイントです)


トラサタによる変容は内部(魂)におこるものなので、この外部から来る衝撃はあくまでも引き金です。
深刻な社会情勢を見て、あるいは魚座25度が表すように「今までは看過されていた宗教的組織の慣習や悪影響が暴かれる」のを見て、己の中にあるエゴ的観念と向き合う事になる。

海王星からは個人のスキルとして「エゴの浄化」を要求されるわけです。
真の良心とは?
真の善性とは?
信仰とは?
魂とは?と己に問う。

これが天王星の牡牛座20度がしめす「真の自己実現」へ繋がる道となる。
乖離していた自分の神性と自意識が合致するためのプロセス。

今回の星読みはかなり精神的な話になってますが、冬至以降はつまりそういう時期なのだ…ということなんでしょう。
太陽月トラインに小三角の頂点の位置で関わる土星も、天王星金星オポに調整の位置で関わる海王星も共に魚座。
どのような事象が起きても、それは魂の純化の過程というか。


トラサタの説明だけでかなり長くなってしまったので、あとは冬至ホロから気になった所を幾つかピックアップして書いていきます。

●ライツ(太陽・月)ともに土星が絡んでいるので時間をかけて目標に進む方が良い。焦らずに

●人が周囲に集まる時期でもあり、目上の人や友人から良き忠告がもらえる

●一人の人にこだわると対人関係が深刻なものに変化するので注意。依存は己のためにもならないしその人とも結果的に別れることに。別れない場合はさらにややこしいことに

●火星が冥王星と太陽ともにパラレルで天王星とインコンジャンクトと激しめなので、金星の作用と共に人への押しつけがましさに注意

●家系的な問題が外部(親とか)から出てきた場合は、「自分の代わりに親が転んでくれた。当事者にはならずにそれを見てどう転ばずに生きるかを考え、学べるのだ」と言う意識でいた方がいいと思います。客観視が大事。 これは親が故人の場合でもそう。幼少期に親と何かがあった人も基本そのスタンスで

●火星の補足なんですが、女性は異性関係に注意。時に大人しいタイプの旦那さん彼氏さんを持つ女性はパートナーにきつく当たりすぎないように意識してみてください

●一人でいる時間を確保することがとても大事。さなぎが動かないまま静かに蝶に変わるように、一人の時間を持つことで魂の純化が進む

●上で書いたものは集団に属していても、ということです。月木星が吉角なので周囲にむしろ人は集まると思います。それでも自分の時間はしっかり確保してくださいね。 その時間が疲労回復にもなりますので

●冬至ホロのvtは6ハウス、avtは12ハウス。この合わせ鏡になっている感受点は牡羊座9度を行う事で天秤座9度が成就されるという配置。
牡羊座9度は「水晶占い師」。自分の内部にある、事象をトータルに直感できる不思議な能力(透視能力)が発達する度数。
この能力が発達して得られるものが天秤座9度。天秤座9度は「画廊の壁に掛かった3枚の巨匠の絵画」。
奉仕的な長期にわたる自己修練の道をしめし、どちらのサビアンもまずは俯瞰的に見ることから始まります(牡羊座では水晶を、天秤座では巨匠の絵を)。
「無償の行為をつづける訓練に入ること」ともあり、エゴを削る訓練がここでも推奨されています


海王星が「悟り」や「超越体験」をしめす最後の区分にいよいよ入っている事、そして冥王星が来年以降は本格的に水瓶座入りすることなどもあって、潜在意識からの調整の要請がいろいろ来てるなあ…と感じた冬至のホロ読みでした。



これをXに投稿したのは冬至の前日(令和5年12月21日)で、そのあと元旦以降は地震が起きたり空港で自己があったりとそれはもう激動な三が日になってしまいましたが、冬至の冥王星を解説した部分にあるように、春分(3月中旬)まではこの影響は続くと思います。

2024年の始まりは社会情勢(世界)がかなり激動して、そのことで個人の意識でもかなり衝撃を受けると思う。
でもこれは逆境に強くなるために…つまり自分の意識をを鍛える機会でもあるのかなと思いました
(火星冥王星がパラレルなので)。