安井くんのお誕生日に、私は旦那の告別式でした。
投薬の甲斐なく、旅立ってしまいました。
なんか、あまりにもあっけなくて、現実じゃ
ないようで、まだ病院に行ったら会えるような
気がしています。悪い夢を見ているよう・・・。
7月16日 いつも通りに夕食の時間に合わせて
午後6時ごろ病院に行って、今日は元気ないなぁ。
具合悪そうだなぁっては思ったんだけど、
前日に頼まれていたお気に入りのヨーグルトを
買っていけず、「ヨーグルト買いに行く
時間がなかったよ。」と話したら売店で売ってる
違うヨーグルトでいいというので、その
ヨーグルトを買ってきて、食べるところを見守り、
半分くらい食べたので「けっこう食べれたね。」
などと話しながら。でも病院から出た食事は
1口程度しか口にせず、それでも薬を飲んで
歯磨きもして、口をゆすいで、いつも通り。日常。
早めに歯磨きまで終わったので、ここ1週間くらい
している足や手のマッサージをしながら一緒に
TVを眺めて。「今日はシャンプーもしてもら
ったんだよ。ちゃんと水で流すシャンプー。
寝たままでもできるんだ。すごいな。」なんて
話してくれて。「じゃ、気持ちよかったね。」って
言ったら「うん。」って。しゃべる声にも確かに
今までより力はなかったんだけど、そんなに悪い
とは思ってなかったし。夜間の看護師さんが、
大好きな男性の看護師さんだったので、「今日は
〇〇さんだし、よかったね。」なんて話して
「明日、またくるからね。おやすみね。」と言って
病室を出たの。
夜11時近くに電話。最近疲れるので10時ごろ
寝てしまう生活してて、すっかり寝込んで
いたんだけど、看護師さんからの電話で
「見回りの際様子がおかしいので確認したら、
心臓が動いていないようなんです。至急
来れますか?」と。
あわてて息子と向かったけど、病室に入った
途端生きてないことはわかりました。
もう唖然・呆然。看護師さんも9時頃、痰を
とって、取りにくかった痰がちょうど取れたので
「すっきりしましたね。おやすみなさい。」と
話をして、その後いつもの見回りの時間じゃ
なかったんだけど、ちょっと気になって様子を
見に行ったら様子がおかしかったので連絡
しましたとのこと。泊りのお医者さんに確認
してもらい17日0時25分死亡確認となりました。
ひとりで逝かせてしまったのは心残りだけど
あまり苦しい様子ではなかったので、それ
だけはよかったかな・・・と。
大量出血したあと、本人は辛かったと思う
けど、私的には急に逝かれるのは心の準備が
できてなくて、耐えられないことだったと
思うので、本当に申し訳ないけど、ありがた
かったです。それでも3クール目の抗がん剤を
もう少し間を置いてしてもられば、こうは
ならなかったのかな?とか後悔することも
多くて、もう少し一緒にいたかったなって
思いも大きくて。元気になれるとは思っては
いなかったんだけど、それでもあと3~4ヶ月
くらいは大丈夫かと思っていたので、介護
施設で家族の時間長く持てたらいいなって
思っていたんだよね~。まさかこんなに早く
逝くとは思ってなかったなぁ。
「ひとりで逝かせてごめんね」って、
謝りたい。闘病中ももう少し優しくして
あげればよかったな。
葬儀までは人の出入りも多かったし、
次男家族もずーっといてくれたので、
あまりさみしくなかったし、今週は
仕事が忙しいので、気もまぎれそうだけど
事あるごとに思い出してはさみしく
なるんだろーなー。ドライブに行きたくても
もう行けないし、温泉旅行とかも行けても
楽しくなさそうだしなぁ。なにより桜の
季節のふたりで花見に行くのが楽しみ
だったのに、来年の桜一緒に見れない
なんて信じられない。悲しいです。