mespesadoさんの考察より② | へっぴりごし

へっぴりごし

つれづれなるままに・・・

井戸端談義のネタにでも

誤字脱字が多いのは、年のせいにします。w

 

通貨発行権を持つ国家の財政は個人の家計とは違うので、

 

「(国家は)借金を返すために稼ぐ」必要はありません。

 

⇒極論すれば、現在は増税は必要なし、むしろ減税すべし?!


しかし、「通貨発行量の方が回収量より多くても問題が生じない」ためには

(具体的に言うとその「問題」とはハイパーインフレですが)、

それが発生しないためには「生活必需品の供給量が需要を常に上回っている」ことが必須であり、
そのためには国家規模で生産力が強い必要があるわけで、


この事実を「稼ぐ」と表現するなら、

この「比喩(=国家は借金返済のために稼ぐ必要はない)」は全く妥当です。

 ちなみに日本の富が海外(特に米)に流出しているという事実について一言。

この「富の流出」は、日本の国力が「外国人に優先的に消費させ」てもなお余りある生産力を持つので、「富を流出」させたからといって「日本人が貧しくなる」わけではありません
単に、日本人が「他人のために生産してあげているお人よし」になるだけであって、
これまた国家経済に何の問題も生じていません。


**へっぴりごしの解釈**↓↓
>古代国家の権力者(=非生産者・今の公務員)は、その衣食住を租庸調という税で賄っていました。

>国民の生産力が充分であれば何の問題も生じない。

>国民の生産力に大きな余裕があれば、権力者も国民も共に豊かに生活できた。
>国民の生産力が少なければ、国民が苦しい生活を余儀なくされる(最悪は国家崩壊)。

**権力者にとっての生命線は国民の高い生産力を維持することにある。**

=参考=↓↓

税の歴史:税の学習コーナー[発展編]より


■飛鳥時代

飛鳥時代に行われた大化の改新(645年)では、公地公民(土地や人民を国家のものとすること)など、

新しい政治の方針が示されました。

7年に完成した大宝律令では、租・庸・調という税や労役をかける税のしくみができました。

 

【豆知識1】租・庸・調とは?

租は男女の農民に課税され、税率は収穫の約3%でした。庸は都での労働(年間10日間)、又は布を納める税、調は布や絹などの諸国の特産物を納める税だったようです。

ちなみに庸と調は男子のみに課税され、農民の手で都に運ばれたそうです。

 

租=食⇒食糧

庸=住⇒土木・建築などの労働

調=衣⇒工業製品