筑後の四代目畳屋、波動畳職人、

                近本秀明です。



前回 では、売り上げをのばしたところまで


お話しました。



自分としとは、畳屋の地位が低いのであれば、


売り上げを上げて世間をあっと言わせてやる。



などと今にみてろ、的な逆境に立ち向かう様な


エネルギーでやっていたんでしよう




売り上げを上げる喜びはありましたが、自分が


畳の仕事をするためにこの世に生まれてきたんだ


とはなかなか、納得行っていないというか腑に落ちて

いませんでした。



私という人間は物事を頭の中で一回、納得させる


作業をやって行かないと、前に進めない様なのです。



色々考えても、毎日の仕事をこなして行くことに


追われていました。


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でも、そんな中でも自己啓発のセミナーだったり、


自分の強み(USP)を見つけるセミナーだったり、


色々参加しましたが、テンションは上がりましが、

まだスッキリしません。



そんな中、丹田呼吸を教えてくれるという


お坊さんと出会いました。



物事をハッキリ言うお坊さんで一人の青年に


教え諭す、というか怒鳴ってあったのが心に


残っています。





「お前が海苔の仕事をしている家に生まれた


のには理由があるんだよ。」



「そこをチャント分かっとけ。」



と言われていたんです。



その時自分も私が畳屋に生まれてきたのも


理由があるんだろうなと思えたんです。



それまで、いろんな本で読んだことがありました。



この世に生まれる前に自分でどの親の子どもとして


生まれてくるかを決めて生まれて来るんだと。



なので前前回 に書きました、凄い頑固な父のもとに


生まれてきたのも自分で選らんで生まれて来たんだ


なぁとは思っていました。



自分はこの親のもとで修行し、魂を磨きなさい、


ということかなとは思っていました。



こんな頑固なオヤジのもとに生まれたけど俺は


絶対あのオヤジの様にはならんと思っていたけど、


いつの間にか頑固でエゴのかたまりになって


いました。



でも、なんで畳屋なんだろうとは考えても


いませんでした。



それが、お坊さんの言葉で、畳屋に生まれた


理由があるんだろうなぁと思えたんです




それから、数年して家内がネット上で興味深い


ブログを見つけたんです。その方が


運命学コーチングの夏見モンドさんでした



生まれた星で自分の過去、現在、未来そして、


仕事と心を満足させる星を見てもらうんですが、


自分の性格が星の通りだったんです。



どういう事が好きなのか、なぜそう感じるのか、


仕事的にはこういう事がいい、心が満たされる


のはこういう事がいいとか、ピタリ当たって


いたんです。(占いではないので当たっている

というのではないのですが。)



この星があるからそう感じたりその様な行動を


とると言われました。



なるほど~。と深く納得したんです。




そして、私には伝統的なことがあうみたいで、


伝統的な事を学んだり、教えたり、伝えたり、


する事で仕事にも心にも満足感を得られると


いうことだそうです。




ああだから畳屋なんだなあと思えました。




自分で自分というものが解ってきたように



思えました。



そうすると、心が落ち着いて、自分はこのままの


自分でいいんだと思え、自分で自分を受け入れる


事ができました。




そして、自分を愛おしく思える様になれたんです。



それまではまさしく嫌いだった父の様に頑固で


エゴのかたまりで、他人と比べ、優越感にひたり、


威張り、他人と比べて劣等感に押しつぶされ、


シュンとなる様な自分でした。



そして、そんな自分が嫌いでした。



でも、そんな自分も全て自分なんだと受け入れる


事ができたんです。



自分には自分の強みがある。



自分にしか出来ない事がある事を知ったんです。



ということは、人間一人一人にその人の強み


があり、その人にしか出来ない事があるんです。



それが解った時、他人と比べなくてよくなったんです。



そして、自分を認める事ができる様に

なったんです。



そして、全ての人を、上とか下とか関係なく


認める(尊重する)事ができる様になれたんです







そして、やっと自分を好きになることができました。