天神祭 本祭り。 | 女浪士 あずみ

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船渡御

天満宮御鎮座の翌々年、天暦5年(951)に社頭の浜から神鉾を流し、流れついた浜に御旅所を設け、禊(みそぎ)を行ないました。

その時に、神領民や崇敬者が船を仕立てて奉迎したのが天神祭の始まりとされます。

航路で御旅所に向かう際に、御旅所周辺の氏子たちが船渡御を御迎えするために御迎船や御迎人形を仕立て、その御迎船列が渡御船列に合流することで、船渡御は大規模なものとなっていきました。

現在は、船渡御で航行する船は100隻あまり、また船渡御の途中、御鳳輦船の上で、神様に氏子や市民の暮らしぶりをご覧いただき御加護を祈願する「水上祭」が行われています。

奉納花火

神様にご覧頂くために本宮の日に打上げるのが「奉納花火」です。

私たちは、それを陪観させていただくという立場にあります。

船渡御が始まり、しばらくして辺りがだんたんと暗くなってきた頃、神様にご奉納する華麗な打上げ花火が開始されます。

大川をはさみ2ヵ所から打上げられる花火は、総数5000発。そのうち2000発は花火奉賛会からの奉賛です。

この打上げられた花火と篝火そして提灯の光は大川を航行する船渡御列を照らしだし、一層、見守る人々を神秘的な光景へ誘っていきます。