昔と今でだいぶ変わったと思うものは?
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アナログ放送とは2011年に地上デジタル放送へ全面移行するまで、1953年から50年以上にわたって活躍してきたアナログ信号を使用したテレビ放送の一種になります。
そんなアナログ放送の特徴として挙げられるのが、アナログ放送では「連続する量」として情報を扱い、VHFやUHFといった電波を波のまま送信していた点です。
この特徴のメリットとしては、『電波を波のまま送信するため受信の際に遅延が無い』『チャンネルを切り替える際に動作が早く遅延が無い』という二つの点が挙げられます。
しかし、このメリットはそのままデメリットにもなっているのです。
電波を波のまま送信するということはノイズの影響を受けやすいということでもあり、番組の複製が容易になってしまうので著作権を保護することが難しいというデメリットもありました。
また、アナログ放送には電波を送信する距離が長くなるほど、それに伴って電波の質が低下するというデメリットがあります。
これらのメリット・デメリットはアナログ放送が終了し、地上デジタル放送が普及した現在ではほとんど知られていない特徴と言えるでしょう。