お中元。 | 女浪士 あずみ

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最近は虚礼廃止が叫ばれ、この習慣も見直されています。

しかし、相手に喜ばれる心のこもったお中元であれば、日頃の感謝をあらわすよい機会として利用してもよいでしょう。

贈る時期は、七月はじめからお盆前までにするのがしきたりです。

これは本来、中元の贈り物が供物であったからですが、今では地方の盆行事に合わせて、関東は七月はじめから七月十五日まで、関西以西は八月十五日までにするようです。

この時期を過ぎると、時候に合わせて「暑中御見舞」「残暑御見舞」として、贈るのがふつうです。

贈答品は、昔はその家が新盆であれば提灯や灯龍、そうでない家には米や麦、麺類、菓子、果物などを贈ったものです。

最近はお盆の贈り物という意識はなく、自由に品物を選ぶようになりました。

この時期、デパートを中心にお中元商戦が大大的に繰り広げられますが、人気があるのは、商品券、ビール券、洋酒、食料品などで、全体の八割~九割を占めています。

また、「モノからサービスヘ」の変化が見られ、クリーニング券、食事券、旅行券などのギフト券もよく利用されるようです。

しかし、一方では贈答品の買い取りも盛んですから、相手に喜ばれるものを贈る心がけが必要でしょう。