棚からぼた餅。 | 女浪士 あずみ

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「棚から牡丹餅(ぼたもち)」とは、「苦労なく思いがけず幸運に出会う」という意味のことわざです。

日常会話では「たなぼた」と略されることもあります。

何もしていないのに素敵な物をもらったり、予想もしなかった場面でラッキーなことが起こったりしたときに使います。

「たいして苦労していない」「思いもよらない状況」「自分にとって良いことが起こる」の三つが、意味を捉える上でのポイントです。

棚の下で寝ていたところ、ぼたもちが何かの拍子で落下し開けていた口の中に入ったという昔話が、「棚からぼたもち」の由来とされています。

ぼたもちとは、春のお彼岸にお供えする餅を小豆などでくるんだお菓子です。

かつて、ぼたもちのような甘いお菓子は庶民にとっての贅沢品でした。   

そこから、労せずして良いものを手に入れた様子を表す言葉となっています。 

また、棚とは食器棚のようなものと考えられることから、「あるはずのない場所からぼたもちが出てくる=思いがけないことが起こる」という意味も暗に含んでいます。