実は、ホワイトデーを最初に始めたのは日本なのです。
昭和時代にバレンタインの習慣が根付きましたが、そこでは女性が男性に一方的にチョコレートを贈るイベントとして見なされていました。
しかしその後、追いかける形で昭和55年頃に初めて「ホワイトデー」という言葉が登場したようです。
バレンタインの輸入元である海外では、バレンタインデー当日に男女問わず贈り物をしあうのが習わし。
わざわざお返しを用意する習慣はいらなかったのです。
ホワイトデーの習慣は日本から生まれ、台湾や韓国など一部のアジアで定着しているようです。
ホワイトデーを作り出したのはお菓子やさんだった。
ホワイトデーはどのようにして作られたのでしょうか?「バレンタインデーのお返しをする日」というコンセプトを最初に生み出したのは、実はお菓子屋さんなのです。
福岡の老舗菓子屋「石村萬盛堂」が昭和52年、バレンタインチョコのお返しとして「君からもらったチョコレートを僕の優しさで包んでお返しする」との宣伝文句を打ち立てて、チョコマシュマロを「マシュマロデー」として売り出したのが始まりのようです。
マシュマロに何か深い意味があると思いきや、どうやらそういうわけでもなさそうです。
元々の看板商品であるマシュマロ生地を使った博多土産「鶴乃子」を作る機械を使って、バレンタインのお返しの品を作れないかと考えたからだそう。
意外と現実的な理由からお返しにマシュマロが選ばれたようです。