戦争の最中、飯盛山まで退却した白虎隊の一部の隊士たちが見た光景は黒煙のあがる主君の城。
「城は陥落したか、今は主君のために殉じよう」と、19人の隊士たちは「自刃」という手段を選び亡くなりました。
彼らが亡くなった飯盛山には墓が建てられ慰霊祭が毎年開催されています。
飯盛山で自刃し、亡くなった隊士の数は19名。しかしながらここには仲間と共に自刃したもののその命を生きながらえた唯一の人物がいました。
奇跡的に命をとりとめたのは白虎隊隊士・飯沼貞吉。通りすがった会津藩士の妻により助けられ、彼により、白虎隊は後世に広く知られることになります。