ネットショップ 楽天市場。 | 女浪士 あずみ

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楽天の創業社長である三木谷浩史氏は一橋大学を出ると日本興行銀行に入り、その後ハーバード大でMBAを取得しています。

この留学中に「大企業で出世するより、起業することこそがビジネスの醍醐味」という起業家精神に強く触発されたことが起業を志すきっかけとなりました。

帰国後銀行に戻りM&A業務に就いた三木谷氏ですが、95年の阪神淡路大震災の被害を目の当たりにし、時間は有限であることを痛感、これを契機に銀行を辞め起業家の道を歩み始めたそうです。

1997年株式会社エムディーエムを設立したことから楽天の歴史は始まります。

同年には現在も主力事業のひとつであるインターネット通販サイト「楽天市場」のサービスを開始しましたが、当時の大きな問題が出店者不足でした。

創業時の従業員は、わずか6人、三木谷氏も出店者を求め営業に奔走します。

しかし、それでも楽天市場がオープンした時の店舗は、わずか13店舗であり、全出店者の月売上を合計しても20万円に届かないという順風とは言えないスタートでした。

楽天市場が開始した97年にはすでに大企業がECサイトを立ち上げサービスを開始していましたが、うまく黒字化できたところは少なく、ほとんどのサイトはほどなくして閉鎖となっていきました。

その中で楽天市場が一人勝ち的に大きく成長できたのはなぜでしょうか?。

それは出店者に優しいサービスだったからといわれます。

他にはない、わかりやすく安い料金設定。ウェブに詳しくなくても商品ページを制作できる機能や販売促進のサポートサービス。

買う側だけでなく売る側にもしっかり目を向けたことが楽天市場の勝因となりました。

「楽天」というネーミングは織田信長の経済政策として有名な「楽市・楽座」からきています。

楽市・楽座とは誰もが自由に取引できる市場を作り経済を活性化させる政策ですが、ここにおいての「楽」には自由という意味が含まれています。

そこから明るく前向きなイメージになるよう考案されたのが「楽天市場」という名前でした。楽天株式会社という社名もこの「楽天市場」に由来しています。