当時、東京都千代田区内幸町にあったNHK放送ビルから、日本で初めてテレビ放送が始まりました。
その1年前に発売された松下電器(現パナソニック)製 第1号機の価格は29万円で、なんと当時の初任給の約54倍。洗濯機・冷蔵庫と共に"三種の神器"と呼ばれました。
1952年の初任給を高校卒・国家公務員の5,400円として計算。
1950年代はこんな時代 当初高価だったテレビは街頭に設置され、近所の人が集まり"街頭テレビ"を楽しむ文化が生まれました。
テレビが本格的な普及を始めたきっかけは、59年の皇太子殿下ご成婚でした。その模様を見ようと、テレビが大きく普及したのです。
また、ロカビリー族(六本木族)や「イカす」という言葉が流行したのもこの時代の特徴です。