福井敬スペシャルリサイタル「テノールの真髄。」 | 山本バイオリン教室(ヤマトのブログ)

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今日は、去年の11月にJ.シュトラウスの喜歌劇「こうもり」にも出演されていた福井敬さんの

福井敬スペシャルリサイタル

「テノールの真髄。」

を聴きに、びわ湖ホールの小ホールに行きました^^

 

テノール 福井敬

ピアノ 谷池重袖子

 

プログラム

 

中央よりちょっと前の真ん中より少し左のいい席で聴きました♫

赤く記している場所から聞きました

 

福井さんを知ったのは丁度東北の大震災のときに大指揮者ズービン・メータが復興支援のために急遽来日し、彼の指揮でN響がベートーヴェンの第九を熱演し、そのときのテノールのソリストが福井さんで、TVで観たのですがものすごくインパクトがあったのでよく覚えています。

あれから13年、福井さんは還暦を過ぎておられるそうですが、つぼにハマったときの声量はものすごいものがありました!

去年の11月に聞いた「こうもり」は大ホールだったせいかそれほど印象には残りませんでしたが、今回の小ホールではその歌声は隅々までビンビン響いていました。

福井さんのお話では、びわ湖ホールのこけら落としのときから、ほぼ毎年オペラに参加されているとのこと。

「僕はびわ湖ホールに育てられている」

と謙虚におっしゃっていましたが、すごいことですよね。

ただ、原語で歌われていたので、日本のうたはいいのですが、ドイツ語、イタリア語、フランス語の歌は意味があまりわからず、できれば去年11月25日に同じ小ホールで聞いた森季子さんのときのように歌詞カードがあるともっと良かったなぁって思いました。

びわ湖ホールは中ホール、大ホールは字幕の設備がありますが、小ホールにはないのもちょっと残念ですね。

 

お客さんは中高年の方が多く、先週シンフォニーホールに聞きに行ったワルシャワフィルのときのようなマナーが悪い人はいなさそうで、とても和やかな雰囲気でした(^^)

今回は右隣が空席だったので思いっきり肘掛けに肘を乗せて聞けました♫

福井さんは60歳を過ぎても現役でバリバリ仕事をされていてすごいなぁって思いました。

僕には真似できませんw

 

 

ホールに到着したとき、ちょっと小腹がすいていたのでホールのカフェでナポリタンを食べました(^o^)