勤めていたころ、同僚からいただいた古代瓦があります。
菜園では大昔の土器から、色絵の磁器まで、耕していると
いろいろ出てくる土地柄…古代瓦も本物と思うのですが、
どうでしょうか?
古い瓦は素焼きに近く、野草を植えるためいただいた
のですが、植えた作品を差し上げたりして、完全な形で
残っているのは2個だけになりました。
古寺や古い民家で、この巴紋の瓦は普通に見かけます。
年代は分かりませんが、専門家が見れば社寺の名前も
分かるのかもしれません。
国や自治体の補助金を得て、改修されたとき欠けたり
して不要になった瓦のようです。
こちらはアゲハ蝶の家紋が刻まれていますが、姫路城の
紋瓦にも似たものがあります。
ほぼ完全な形で残っていますが、姫路城のものでは無い
気がしています。
調べても、似た瓦紋が見当たらないのですが、藤の花を
デザイン化した瓦のように思います。
かなり個性的な文様で、専門家ならすぐわかると思うの
ですが、いただいたとき何の説明も聞きませんでした。
3月末で退職され、その年の12月末に急死され、
生前に出された年賀状が亡くなった後に届きました。
元気であれば、90歳に近い年齢でしょう。
家族には、価値がありそうな古代瓦と伝えていますが、
果たしてどうでしょうか?
興味が無い者には、ゴミに見えるのかもしれません。
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