地下鉄で目にとまった広告 | ドット模様のくつ底

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奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。






「愛する人のために」  谷川俊太郎



保険にはダイヤモンドの輝きもなければ、

パソコンの便利さもありません。

けれど目に見えぬこの商品には、

人間の血が通っています。

人間の未来への切ない願いが

こめられています。

愛情をお金であがなうことはできません。

けれどお金に、

愛情をこめることはできます。


生命をふきこむことはできます。

もし愛する人のために、

お金が使われるなら。

(日本生命の広告でした)