憲法第96条『改正』の是非について | ドット模様のくつ底

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総務省 国民投票制度

今国会最後の憲法審査会 自民が協議会を提案



今、改憲発議要件を緩和する
日本国憲法第九十六条の改正について、
各党意見が出されていますね。

一方で、識者による
改正反対の意見も多く出されています。

自民党は参院選の公約に
「発議要件を衆参それぞれの過半数に緩和」と明記した上で、
「国民が憲法判断をする機会を得やすくするため」という文言を盛り込む方針です。

首相発言要旨

自民の参院公約

私はまだ改正を反対する意見をよく理解できていないので、
今はどちらとも言えないのですが・・・
この第九十六条改正について、
これだけ声高に反対を叫ぶことの方がわからないのが現状。
なので、今は数々の論者の意見を読んでいるところです。


日本国憲法第九十六条「改正」反対決議を
宗議会において全会一致で可決

東本願寺

東本願寺(真宗大谷派)は宗議会において、
「改正」反対決議を全会一致で可決したとのこと。

お知らせをみると、「宗派声明」として
真宗大谷派の立場での見解を多く発表されています。

橋下市長の慰安婦発言についても言及していらっしゃいますね。
他にも政府に宗務総長名による要望書を提出していたりとか、
積極的に社会に向けた意見を述べられています。

東本願寺は寺院数が8,600寺で、信者数が533万人と言われるので、
かなりの影響力がありますね。

南都の代表的仏教寺院の宗派では、

律宗(寺院数26・信者数約29.5万人
(総本山・唐招提寺)

真言律宗(寺院数90・信者数約10.5万人)
(総本山・西大寺)

法相宗(寺院数55・信者数約52万人)
(大本山・薬師寺・興福寺)

聖徳宗(寺院数24・信者数約2万人)
(総本山・法隆寺)

華厳宗(寺院数60・信者数約3.8万人)
(大本山・東大寺)

参考データ

上記リンク先のデータは
『宗教年間平成19年度版』のものです。


宗教者としての見解を提起されることは、
言動に対する責任を負うことでもありますよね。


このような重要な問題を宗派を超えて、
是々非々で議論することはいいと思います。


それでは、今日も皆様が健康で幸せに過ごせますように。