会長のつぶやき39 | 神戸山手学園友松会

神戸山手学園友松会

神戸山手学園(神戸山手女子中学高等学校・神戸山手短期大学・神戸山手大学)の同窓会 “友松会” を
もっと身近に感じて頂けたら...♪

先日、約1年ぶりに先輩のお店訪問として中高63回生・66回生のご実家 元町にあるフルーツ店 ”サンワ” にお邪魔しました。「次どこ行くの?」「ここに行ってみたら?」など楽しみにして下さった方も多いので、再開でき良かったです。サンワさんは昔から元町商店街にありながら地下深く”室”を持ち、そこでフルーツを熟成させているのが他店にはない特徴です。店先をお借りし、データサイエンス部がカメラを回し、広報部がお店を紹介し、果実からジュースを作るところをうまく撮影していました。中高のホームページにあがっておりますので是非ご覧ください。

また、あつかましくも、付き添いの先生も含め、美味しいジュースをいただきました。快く対応して下さったお店の方々に心よりお礼申し上げます。

 

さて、バザーについての反省会が終わりましたので、再びバザーについて述べさせていただきます。入場者は、友松会の受付を通られた方が176名でした。例年100名前後ですので、多く入場して下さり、中高入場者を合わせ800名ぐらいが来校されたようです。いつもだと「お久しぶりです」「お元気そうですネ」などのご挨拶程度でしたが、今年は多くの方に立ち止まってお話しさせてもらいました。2~3年後にお子様お孫様を私学に入学させたいお考えをお持ちの方が多く、小学校6年生のお母様は、やはり来年という事でいろいろと研究され「今の校長先生が素晴らしい改革をされているが、2~3年後に退職され元の山手に戻ることはないのでしょうか」という心配、グローバルコースに入学させたいと仰る方からは「英語ができなくても入学できるのか?」という質問、「グローバルで外国人留学生が入学するようですが、風紀や家庭環境など大丈夫ですか」、そして一番多かったのが、今は女子コースが残されているが、そのうち全て共学になるのではないかという質問でした。山手に入学させたい方はやはり「今の自分のように古き良き時代の女子教育が好きだった。またその時の友人も今なお良い関係が持てている」「すべての親が進学だけを考えて中高を決めているのではない」など転換期の山手についていろいろな思いがあったようです。

校長任期については、少なくともあと十年は続けて下さると思っています。

また、留学生については、紹介先がはっきりとしたルートで対応しているので、山手にふさわしくない入学生は来ないと考えています。

また共学論については女子コースがなくなりすべて共学校となるのであれば、本来の山手とは違う学校となるので、友松会も大きな決断をする時だと考えています。今の山手は進学優先のように見えるかと思いますが、多くの皆様が山手で良かったと思って下さっているように、70才になっても80才になっても「~ちゃん」「~ベェ」と呼び合う友達作りの場も残して下さるものだと思っています。

会長 良河文代