うつと発達障碍とクスリ | 週刊山手心理相談室

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大阪市のカウンセリングルーム山手心理相談室(ミュゼ・アルディの登録商標です。他の方の使用はお断りしています)の社員ブログです。夫婦・発達障害・依存症・アダルトチルドレンに関するカウンセリング記事を中心に投稿します。

うつとアスペルガー・ADHDなどの発達障害の関係については、うつが発達障害の


二次障碍として発生するケースが多いです。



発達障碍であったとしても、軽度の場合は、周囲のサポートによってそれほど苦痛を


感じない場合もあるのですが、いざうつになってしまうと、カウンセリングできるところが


とても少ないので、どうしても投薬に頼ってしまいます。



精神科医:どんな具合ですか。


患者さん:眠れないのです。


精神:ほかには。


患者:食欲がなくて、昼間は眠くて、何も考えられなくて、・・・・・。


精神:じゃあ、それぞれニコニコクスリを出しておきます。あっ、胃薬も入れてグッド!おきますから。



発達障害の方は「まとめた症状を伝える」のがとても苦手です。ですから、ひとつひとつ


症状を言ってしまうのですが、精神科医さんも「言葉を総合的に受け取る」ことが苦手な


先生が多いようなので、結局クスリを多めに出してしまうことに。


発達障害の方の場合、クスリは効果が少ないか、または過敏に反応することも多いです。



せっかく病院に行くのですから、三次障碍を引き起こさない対応を望みたいものですね。






このあたりはよしたけ先生のブログに詳しく出ていますので、ぜひご覧ください。




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