2024年3月28日 卒業。
卒業式シーズンで先日、講義を持つ専門学校の卒業式に出席してきました。
国家試験もみんなきっと頑張ってくれたことでしょう。
もちろん学校の就学期間を終えることが「卒業」ですが、ある状態を終えることも「卒業」といいます。
娘たちが自立したときには子育てを卒業したのだと思いホッとしました。
直近は3年前の歯科医師会理事の卒業で、こちらもホッとしました。
そして近年女性アイドルグループを脱退することも「卒業」と言います。
ところで山手パーク歯科は学生から主婦まで多くの女性スタッフに支えられています。
私は医院付近の坂道にちなみ、山手パーク歯科のスタッフたちを心の中で密かに「地蔵坂46」と呼んでいます。
ネーミングとしていま一つイケてないのは認めますが、通勤の際JR石川町駅から私が上るのがこの坂なのでどうしてもこうなってしまうのであり、スタッフの方々には何の問題も責任もなく、みんな素晴らしい方々ばかりです。
この春に「地蔵坂46」を卒業するスタッフがいます。
採用した4年前は大学1年生でしたがいよいよ卒業で就職も決まり、「地蔵坂46」も卒業することになったのです。
彼女だけではなく今年卒業する大学生たちは、4年間の学生生活の3年間をコロナの流行下で過ごした方々です。
昨年3月に専門学校を卒業した学生たちは学生生活の3年間が丸々コロナとかぶっていました。
「団塊の世代」、「バブル世代」、「ゆとり世代」などのように、そのうち「コロナ世代」などと呼ばれるようになるのでしょうか。
仕方がないことではありますがかわいそうな気がします。
しかしこの特殊な経験は仲間同士の連帯感にも繋がるのではないでしょうか。
この春、社会において新たなスタートを切る皆さんのご活躍をお祈りします。