2013年12月21日 もうすぐクリスマス。
昨日20日午後9時30分ごろ、前日から降り続いた雨がやんでいた。
仕事を終えて外へ出た私は、冷え込んでいることに気がついた。
クルマについた水滴が凍りついているのだ。
いよいよ真冬である。
まっすぐ帰宅せず、元町に向かう。
クリスマスプレゼントを買いに・・・。
この時間だと閉店している店が多く人通りは少ないのだが、通りを彩るイルミネーションが美しい。
お目当てをゲットして、家路に就く。
だがプレゼントを開けた人のパッとはじける笑顔を想うと、心はホカホカである。
頭の中を流れるのはクリス・レアの ”Driving home for Christmas” 。
私は学生のときに、両親を亡くした。
我ながらよくここまできたものだと思うが、まだ全力疾走の日々は続いている。
先日あるスタッフから「今年の一年の計は何でしたか?」と訊かれた。
それが成就したかという意図のある質問だったようだが、私に一年の計を立てるような精神的余裕はない。
ただその日その日を生き残るために、全力投球を続けるだけである。
一日が終わるとき「今日も生き残れた」と思いホッとするように、一年が終わろうとしている今、同じようにホッとしている。
来年は、一年の計が立てられるくらい精神的に余裕を持つことを目標にしたい。
しかし、私は家族に恵まれた。
義母は高齢で娘たちは大きくなり、この形で過ごすクリスマスもあと何回なのだろう。
明日は毎年恒例になったクリスマスパーティーに、友人が招いてくれている。
気のおけない友人たちとたまに呑んで食べてしゃべって笑うのは、何ごとにも代えがたい貴重なストレス発散である。
社会に貢献できる仕事がこのウデにある。
それを生かす職場がある。
支えてくれるスタッフたちがいる。
そして多くの患者さんがきてくれる。
父よ母よ豊かな人生をありがとう。
ということで来年の一年の計は「毎日全力疾走」となる。
つまり私にはこれだ。