2013年12月6日 吾輩はトイプードルである。(19)
わが家の流行語大賞。
先日このブログは5周年を迎え、アメーバブログに引っ越した。
たいへん僭越ながら、引っ越し後の一本目を吾輩が執筆することになった。
父は、前回5周年記念ブログで169本目と書いていた。
しかし、170本目のこれが吾輩の19本目なので、1割以上吾輩執筆のブログである。
しかも、歴代最高拍手数58を記録したのは吾輩なのである。(そのブログはこちら→2010年9月7日 吾輩はトイプードルである。4 )
山手パーク歯科アート・ギャラリー「流し眼ダイナマイト」(そのブログはこちら→2010年9月7日 吾輩はトイプードルである。4 )
本当は女の子で姉たちにつづくわが家の三女で「モナコ」といういい名前もあるのだが、文豪を気取った父が面白がって、通称「吾輩」である。
5年前のブログのスタート時、2歳だった吾輩も今や7歳。
時の流れの速さを感じてしまうが、お陰さまで若く見られることが多い。
見た目の年齢不詳は父と母からの遺伝だと思う。
山手パーク歯科アート・ギャラリー「ボサボサ」(そのブログはこちら→2009年8月17日 吾輩はトイプードルである。2 )
先日カレンダーをめくってついに最後の1枚になった。
気の早い父は10月頃に、もう今年を振り返ってしまっていた。
発表された流行語大賞は大豊作で、「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」の四つが受賞した。
吾輩としては「食材偽装」が気になっていたのだが、候補にすらならなかったようである。
山手パーク歯科アート・ギャラリー「トラトラ」(そのブログはこちら→2009年8月17日 吾輩はトイプードルである。2 )
メニューの表記と実際に使用されている食材が一致していないことがリッツ・カールトン大阪で問題になり、阪急阪神ホテルズの社長が記者会見でマスコミに吊るしあげられ辞任に追い込まれていた。
その後も大手有名ホテルやデパートで同じ問題が発覚したのに、誰もそこまで追いつめられることはなかった。
なんだか、あの社長さんがかわいそうな気がしてしまう。
家族がそろった休日の昼食直後、よくわが家ではこんな会話が交わされる。
母 「今日の晩ごはん何がいい?」
一同 「ムリ、おなかいっぱいでいま考えられない。」
母 「じゃあいつ考えるのよ。 今でしょ!」
ドッグフードしかいただかない吾輩には関係のない話ではあるが、最近確かに母のレパートリーはいきづまっており、マンネリ感は否めない。
しかし、満腹な状態で家族が思いつくとしたら大好きなごちそうになる。
父 「手巻きずしで家族を お・も・て・な・し は?」
一同 「イイねェー!」
ということで満腹にも関わらず、夕飯に対する期待値が高まりテンションが上がるのである。
夕方、買い物から帰った母を迎えるのは当然ながら空腹感ゆえに期待値がマックスにふくれあがった家族である。
一同 「おかえりー。 今日、手巻きずしでしょ?」
母 「今日はアジの干物よ。」
一同 「じぇじぇじぇ!」
母 「干物がおいしそうだったのよ。 おさしみ安くなかったし・・・。」
一同 「じゃあ、何がいいかなんてきかないでよ! 倍返しだ!」
わが家の家族一同は、決してアジの干物を否定するものではないが、これは一種の裏切りとも言うべき行為であり、テンションの落差は絶望的である。
なぜなら、レストランで出てきたエビチリが芝エビではなくバナメイエビだったとしても大変美味しくいただく自信満々なわが家の家族でも、手巻きずしとアジの干物の違いは歴然とし過ぎているからである。
これがたまに母が犯す重罪である。
山手パーク歯科アート・ギャラリー「イケイケ チャリンコ サーファー」(そのブログはこちら→2009年10月16日 吾輩はトイプードルである。3 )
吾輩の独断で、今年のわが家の流行語大賞は「献立偽装」に決定する。