2013年8月25日 吾輩はトイプードルである。(18)
死後(語)の世界。
昨日吾輩は誕生日を迎え、7歳になった。
今年も家族が祝ってくれた。
吾輩はアイスクリームが大好物で、誕生日だけは家族がたくさんくれる。
いくつになっても誕生日はいいものである。
今日は涼しい一日だった。
最近夕焼けを見上げると、入道雲からすじ雲・うろこ雲などに変わっていたり、セミの音も相変わらずのアブラゼミ・ツクツクボウシにヒグラシの「カナカナカナカナ」が混じり、秋の気配が感じられる。
「徒然(つれづれ)なるままにヒグラシ、すずりに向かいて・・・」(吉田兼好「徒然草」)
天声人語のようになってくるとぶち壊したくなる・・・、吾輩の悪いクセである。
子供たちの夏休みも残り一週間となり、先に遊んだ子は宿題に追われる時期である。
イベントの注目も、レジャー系から学術系へ移行する時期なのだろう。
父の山手パーク歯科でも、マンモスの話題が患者さんやスタッフから出るようだ。
今パシフィコ横浜で、冷凍保存されたマンモスが展示されているのだ。
このマンモスはシベリアの永久凍土、約3万9千年前の地層から発掘された10歳のメスで地名にちなんで「ユカ」という。
WANKOである吾輩は7歳でもういい年であるのだが、マンモスの10歳はまだ子供なのだそうだ。
それにしてもマンモスの平均寿命って・・・?
どうしてまだ子供なのにユカは死んでしまったのだろう?
きっと寒かったのではないだろうか?
そう考えるとかわいそうで、いたたまれなくなる。
しかし吾輩にはマンモスというと、ひっかかることがある。
それは「のりピー語」である。
女優酒井法子がブリブリのアイドル時代に語尾に「ピー」をつけていたのがそれなのだが、20歳になった頃から「似つかわしくない。」として本人も使わなくなってしまっていた。
そこにきて2009年の覚せい剤事件である。
裁判員制度のPR映画に主演しながら、覚せい剤中毒というのはアカデミー賞級の演技力ではないかと吾輩も驚いた。
そんなわけでもはや完全に死語である「のりピー語」なのであるが、こともあろうに父がたまに使うのである。
さすがに父も母の料理を食べて「マンモスおいピー!」(とってもおいしい!)と言うことはないが、「いただきマンモス。」「行ってきマンモス。」はたまに出るのである。
ユカもビックリな「死後(語)の世界」である。