【大傑作!すごい映画を観た】映画「哀れなるものたち」観てきました | もっと!やまたん☆ぶろぐ

もっと!やまたん☆ぶろぐ

落書きの教科書と、外ばかり見てる俺。

映画のこと、英語・中国語のこと、
海外のことなど。

リブログ大歓迎!

コメントは受け付けていないので、連絡がある方は、僕のサイトの問い合わせフォームからどうぞ。サイトはプロフィール欄にあります。

【大傑作!すごい映画を観た】映画「哀れなるものたち」観てきました。 

Watched “Poor Things”



いきなりですが、うげーーー!これはすごい映画を観た。。


333点!


良い映画観た。


幸せだ。。



これはアカデミー賞作品賞獲る!(ノミネート作品の半分しか観てないけど笑!でも日本公開したのは全部観ましたよ)


しばらく忙しくて感想ブログかけてなくて、


まーちゃん、ごめんね状態なのですが、これはすごい映画観たと興奮してて今書きたい!


◾️

本作はフランケンシュタインをモチーフにした作品だそうなんです。


おはなしは、、


19世紀風のロンドン。


マッドサイエンティストの博士(ウィリアム・デフォー)は、自殺した女性(エマ・ストーン)の死体を見つけます。


マッドな博士は、亡くなってる女性に胎児の脳を移植させて蘇生させるのでした。


胎児の脳のエマ・ストーンは、身体は大人でも精神は赤ちゃんなのです。


キーーーン!ほよよな?奇行を繰り返します。





マッドな博士の邸宅で、大事に育てられている半ば人造人間のエマ・ストーン。外の世界に興味津々です。


ある日、博士の家にやってきた女たらしのマーク・ラファロにそそのかされ、共に世界を冒険する旅に出るのでした。。


脳が急激に成長していき、どんどん賢くなるエマ・ストーン。旅の中で、人間のさまざまな愚かさを学び、巧みに言語化していきます。


無垢な精神で残酷な世界をみる、Dr.スランプ エマ・ストーンちゃんのロードムービー、


というおはなし。


監督は、「聖なる鹿殺し」、「ロブスター」、「女王陛下のお気に入り」といったアート性の高いクセつよ映画、ヨルゴス・ランティモス監督。


◾️

町山智浩さんの紹介解説を聴くと、理解が深まります。


Spotifyのリンク


上記の町山さんの解説から、僕が驚いたのは以下の点です。


*本作は小説フランケンシュタインを書いた女性の作家、メアリー・シェリー自身を描いている


*メアリー・シェリーのお父さんはアナーキズムの創始者、お母さんはフェミニズムの創始者


へーー!


◾️

本作は今年のアカデミー賞に作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞ほか計11部門ノミネート。


特にエマ・ストーンの演技がどえらいことになってます!


幼児のようにみえるんだ。


これは2度目の主演女優賞獲るんじゃないか。。


(ほんとは「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」のリリー・グラッドストーンさんに獲ってほしいけど。)


◾️

それにしてもコワモテのおじいちゃん、ウィリアム・デフォー。


彼が良い役だと泣いちゃう。。イェイ、イェイ、僕はだいすきさ。


あと、いつもは朴訥で誠実で、なんならデクの棒的な印象のマーク・ラファロ。


でも本作では自信たっぷりなドンファンの役なのです。こんなマークみたことない。


◾️

一点、気になった点がありまして。


それは、エマ・ストーンの脇毛が処理してあったってことなんです。


マインドが赤ちゃんなら処理できないのでは。


もしくは、あの家政婦さん的な人にやってもらってたのかな。気になっちゃいました。


◾️

本作は賛否両論わかれてますが、僕は断然「賛」です。


大きく盛り上がる点はないし、ソフトランディングなラストだけど、


それでもこれはどえらい映画を観た、という感想。


しばらく映画は観なくていいや、とおもってたけど、このままフェードアウトできればいいなっておもってたけど、こんな良い映画観るとまた映画熱が上がっちゃうなあ。幸せな気分です。


大満足!!オススメです!


このページ終わりです。