【大傑作!すごい映画を観た】映画「哀れなるものたち」観てきました。
Watched “Poor Things”
いきなりですが、うげーーー!これはすごい映画を観た。。
333点!
良い映画観た。
幸せだ。。
これはアカデミー賞作品賞獲る!(ノミネート作品の半分しか観てないけど笑!でも日本公開したのは全部観ましたよ)
しばらく忙しくて感想ブログかけてなくて、
まーちゃん、ごめんね状態なのですが、これはすごい映画観たと興奮してて今書きたい!
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本作はフランケンシュタインをモチーフにした作品だそうなんです。
おはなしは、、
19世紀風のロンドン。
マッドサイエンティストの博士(ウィリアム・デフォー)は、自殺した女性(エマ・ストーン)の死体を見つけます。
マッドな博士は、亡くなってる女性に胎児の脳を移植させて蘇生させるのでした。
胎児の脳のエマ・ストーンは、身体は大人でも精神は赤ちゃんなのです。
キーーーン!ほよよな?奇行を繰り返します。
マッドな博士の邸宅で、大事に育てられている半ば人造人間のエマ・ストーン。外の世界に興味津々です。
ある日、博士の家にやってきた女たらしのマーク・ラファロにそそのかされ、共に世界を冒険する旅に出るのでした。。
脳が急激に成長していき、どんどん賢くなるエマ・ストーン。旅の中で、人間のさまざまな愚かさを学び、巧みに言語化していきます。
無垢な精神で残酷な世界をみる、Dr.スランプ エマ・ストーンちゃんのロードムービー、
というおはなし。
監督は、「聖なる鹿殺し」、「ロブスター」、「女王陛下のお気に入り」といったアート性の高いクセつよ映画、ヨルゴス・ランティモス監督。
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町山智浩さんの紹介解説を聴くと、理解が深まります。
Spotifyのリンク
上記の町山さんの解説から、僕が驚いたのは以下の点です。
*本作は小説フランケンシュタインを書いた女性の作家、メアリー・シェリー自身を描いている
*メアリー・シェリーのお父さんはアナーキズムの創始者、お母さんはフェミニズムの創始者
へーー!
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本作は今年のアカデミー賞に作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞ほか計11部門ノミネート。
特にエマ・ストーンの演技がどえらいことになってます!
幼児のようにみえるんだ。
これは2度目の主演女優賞獲るんじゃないか。。
(ほんとは「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」のリリー・グラッドストーンさんに獲ってほしいけど。)
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それにしてもコワモテのおじいちゃん、ウィリアム・デフォー。
彼が良い役だと泣いちゃう。。イェイ、イェイ、僕はだいすきさ。
あと、いつもは朴訥で誠実で、なんならデクの棒的な印象のマーク・ラファロ。
でも本作では自信たっぷりなドンファンの役なのです。こんなマークみたことない。
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一点、気になった点がありまして。
それは、エマ・ストーンの脇毛が処理してあったってことなんです。
マインドが赤ちゃんなら処理できないのでは。
もしくは、あの家政婦さん的な人にやってもらってたのかな。気になっちゃいました。
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本作は賛否両論わかれてますが、僕は断然「賛」です。
大きく盛り上がる点はないし、ソフトランディングなラストだけど、
それでもこれはどえらい映画を観た、という感想。
しばらく映画は観なくていいや、とおもってたけど、このままフェードアウトできればいいなっておもってたけど、こんな良い映画観るとまた映画熱が上がっちゃうなあ。幸せな気分です。
大満足!!オススメです!
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