【いいじゃない!】映画「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」観てきました。
Watched “A Haunting in Venice”
「オリエント急行殺人事件」、「ナイル殺人事件」に続く、ケネス・ブラナーのエルキュール・ポアロ第三弾です。
デヴィッド・スーシェのポワロさんに慣れてるので、初めのうちはケネス・ブラナーのマッチョなポアロは違和感ありましたが、第三作ともなると馴染んできました。
ケネス・ブラナーも歳とって、丸みを感じさせるからかもしれません。
▪️
原作は「ハロウィーン・パーティー」という題名らしいですが、クリスティ・ファンというわけではないので、初耳でした。
オリエント急行、ナイルと古典ミステリーの題材で続けて、今回は味付けを変えてホラーにしたのは、とても上手いと思います。
▪️
ミステリーというジャンルに触れるといつも、なんで殺人ってこんなに面白いんだろうってワクワクしますよね!
東野圭吾の作品は、貧乏人が河川敷でその人生にはなんの意味もなかった、といわんばかりに理不尽にころされるので、洒落にならずに本当に嫌な気持ちになりますが、、
クリスティの作品は、上流階層の華麗なセレブリティたちが優雅な殺されるので、うっとりします。お洒落になるのですよね。
動機だってどうせ、男と女の愛のもつれだし、そんなフニフニした気分を楽しみたくてクリスティ映画を観たいのです。
▪️
ミステリーよりも、ホラーテイストに振った演出。
とてもいいじゃない!
豪華キャストも見栄えがよい。
とても楽しみました!
80点!!