【エモエモ!でも、、】映画「アフターサン」観てきました。
Watched “Aftersun”
*これは、6/3に観た映画のおはなし。
公開前から試写を観た映画ファンたちが絶賛。
おはなしは単純で、11歳の娘と31歳の若いパパの、ある夏にいってトルコへの旅の思い出。
予告編を観ると古いビデオテープのような映像でエモさがあふれでているのでした。
期待して劇場へ
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鑑賞前の気持ち
鑑賞後
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聡明な11歳の娘ソフィと、どこか精神的に不安定なパパ、
ありのまま観ると、父と娘のトルコでのバケーションを映しているだけ。
でも、、
でも、
これは、、僕なんじゃないかという気持ちになりました。
僕には子供はいないし、この映画との具体的な共通項はないんだけど、
僕にとって、とても私的に感じる映画でした。
なぜならこれは多分、うつ病の映画だからです。
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ポエティックで抒情的な表現。
全編を通じて、説明的な直接の表現はいっさいなく、とても繊細な映画です。
謎が多くて難解ですが、非言語で表現する繊細さ。。これはすごい。
なので全部僕の憶測なのですが、、このパパはうつ病なんだと思います。
ハッピーな家族旅行の映像なのに、なぜか死の予感が画面いっぱいに蔓延してるのでした。
この家族旅行、まったく安心できる瞬間が一切ないのです。
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自分がそうだからか、自分に寄せて考えちゃうんだけど、メディテーションや太極拳に興味出てくる人はたいてい病んでる(ひどい偏見w)。
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この映画観たせいなのか、最近気温が上がってるせいなのか、
6月に入ってから、気分の調子がよくありません。
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気分が落ち込んでる人はこれを観るとひっぱられるかもしれないし、
でも気分が快活な人はこの映画の繊細さが理解できないだろうし笑、
この映画は誰に薦めたらいいんだろうか笑
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人生は悲しいって漫然とおもってる繊細なあなたにおすすめしたい。
でも脳が元気ないだけで、なんか方法で気分が変われば人生は楽しいはず。
映画の出来はすばらしいのです。
こんな表現ができるなんて。
映画は傑作で93点!!
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