映画「エジソンズ・ゲーム」観てきました | もっと!やまたん☆ぶろぐ

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映画「エジソンズ・ゲーム」観てきました。

Watched “The Current War”



英題から離れて邦題がついても、結局カタカナの英語になるパターン、

なんだよ、、って少しモヤモヤしま専科?(この言い方のほうがモヤモヤするはず)


しかしぼくはこの邦題でいいと思います。わかりやすい。


それか原題をそのままカタカナ化して、


「カレント・ウォー ~僕とあいつのバチバチ戦争~」かな。(よけいな副題)


攻めて攻め、やめてやめての米米ウォーもどこかに入れたい気分です。


(読んだ人を損した気分にさせる文章)


◾️

さっきも話しましたが、カンバーバッチとトムホ君の映画で、


俳優のこれまでの役柄的に、ホームズ&ワトソンものになりそうな期待を抱いてしまいます。





◾️

おはなしは、、


1880年、人気発明家エジソンは電気をアメリカ全土に普及させるにあたり、”直流送信”での方法を開発。それを推進します。


そこに実業家ウェスティングハウスが、”交流送信”を推進する電気会社を立ち上げ対抗します。


アメリカ全土に電気を普及させたら、そりゃもう莫大な利権を得られます、、


僕は直流と交流のちがいは全くわかりませんが、、


かつての本邦の、ベータかVHSか、プレステかセガサターンかといった、


インフラ プラットフォーム戦争、勝つのはどっち?!といったおはなし。



◾️

そして、そこに天才ニコラ・テスラも登場。


ニコラ・テスラとエジソンの関係、そしてエジソンがめちゃめちゃ嫌なやつでしたってのは、


荒木飛呂彦先生原作の「変人偏屈列伝」をお読みの皆さんはもうご存知のはずですね!




◾️

しかしながら本作「エジソンズ・ゲーム」は話がとってもわかりづらくて、、


要はビジネスの利権をめぐる企業買収のはなしなんだけど、、


結局なにを争ってるのかがつかめませんでした。。



おなじようなビジネスの話でも、池井戸潤の小説のように、悪い奴をデフォルメして描いてないんですね。


エジソン氏もウェスティングハウス氏も、対等にそれぞれの悩みをかかえた小人物として描かれていて、、


おい、オイはどっちに味方したらよかばい?と、


登場人物に感情移入できないのでした。。


◾️

また、これはまあ知ってる人は知ってる事実のはなしだけど、


「これがのちの〇〇である」てきな、とある有名企業のはじまりのお話でもあります。


おお、そういやそうだよね。とおもいました。


◾️

クセのある人物なはずのエジソンも、


せっかくのカンバーバッチなのにアクが弱い。。


せっかくのトムホも出番は多いわりに影がうすい。。




◾️

あと本作は、


カメラワーク演出や画の構図が、若手クリエイターが作ったCMのように小洒落てて、ちょっとカッコいいんです!


話はつまんないのにこういうとこは小ジャレてんのな!!


と鼻につきました笑


◾️

「ハリエット」、「ストーリー・オブ・マイライフ」そして本作と、


19世紀のアメリカを舞台にした映画が三本も現在劇場公開中なんです。


すべて南北戦争が背景にあります。


そして、現在おこっているBlack Lives Matter。


奇妙な偶然ですかね。


制作者側が意図していなくても、映画は偶然、社会映す鏡になってしまう、


というような町山さんの言及を思い出しました。


あ、映画は38点です。