夏越の祓が身に迫る時代に逆戻り? | 邪馬台猫の気ままな暮らし

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今日で7月も終わり

夏の前半戦をなんとかクリア

 

今日は旧暦の夏越の祓で

大神神社の摂社綱越神社の

おんぱら祭の奉納花火大会の日で

 

夕方から周辺の道路は規制がかり

大混雑になりそうです

 

 

 

       

 

 

 

午後からお取り寄せ商品の引き取りに

イオンへ行ったら

 

屋上駐車場が閉鎖されていて

地上駐車場が満杯

 

夜になると3階の屋上駐車場は

観覧者に開放されるようです

 

 

 

       

 

 

 

奉納花火大会は

今年で65回目なのですが

 

網越神社の由来は古く

「平安時代の『延喜式神名帳』に記載される

古社で、祓戸の四神を祀り、

街道筋から大神神社に参拝する際に

先ずお参りするお祓いの社」

・・・なのだそうです

 

神社の名前の「綱越」は「夏越し」が

訛ったものと言われていて

「御祓い」が訛って「おんぱら祭」となり

地元では「おんぱらさん」と呼んでいます

 

 

 

       

 

 

 

「水無月の 夏越しの祓へ する人は

千歳の命 延ぶといふなり」

・・・という古歌を唱えながら

 

「茅の輪」をくぐる

お祓いの神事が古式に則り行われ

 

参拝者は人形(ひとがた)に託して

罪・穢れを祓い遣り、息災を祈って

茅の輪をくぐるのが習わし

 

 

 

       

 

 

 

主催は御祓祭奉賛会ですが

桜井市、市商工会、観光協会が協賛していて

 

市内の商店や企業や医療機関のほとんどが

協賛金奉納者リストに名を連ねていますが

 

関東圏から中部・中国地方までの

幅広い信者さんからの個人奉納もあって

信者層の広さが伺われます

 

 

 

       

 

 

 

子供のころには浴衣を着せてもらい

夜店を回りながら

頭上の花火を楽しんだものですが

 

今年は参道や境内の露店もなくなり

ドローンの使用禁止が呼びかけられ

祭りの様子は今風に様変わり

 

昔の風習くらいに思っていた夏越の祓も

年々厳しくなる殺人的暑さに

 

昔の人たちが夏を怖れた時代に

逆戻りしたような気分です