キリスト教の功罪 | 邪馬台国の道標(みちしるべ)

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北京パラリンピックもいよいよ本日で終了です。

祖国が戦禍に見舞われながらもウクライナの選手団はメダル数が主催国中国に次いで堂々の2位と奮闘されました。

日本選手団の活躍もさることながら、ウクライナ選手団と祖国で勇敢に戦っている兵士の皆さんに熱いエールを送りたいと思います。

 

さて、今回はウクライナやロシアでも多くの人々に信仰されているキリスト教について、その偉大な功績と共に一部の弊害をもたらしたことについても触れてみたいと思います。

 

かつて、欧米諸国は世界を席巻して植民地化し、ローマ帝国由来の英語に代表されるヨーロッパ言語とキリスト教を広めました。

それにより、アジア諸国をはじめ多くの国で使われる世界共通語として英語が浸透し、世界共通のコミュニケーション手段を提供しました。

また、キリスト教を布教することで、民主化が進み、民主主義が広まりました。

 

しかし、中近東発祥のユダヤ教を基本とするキリスト教やイスラム教の唯一絶対神に忠誠を誓うという教えは、中世における絶対君主制の世界で民衆を誠実な民となるよう教育し、集団を統治して生産性が上がり、人口増加していく人類が集団で生きて行くためには都合のよいものだったのです。

そして、一神教であるがゆえに、それとは相容れない神話に登場する神々で構成される多神教であるキリスト教以前の古代宗教や、異民族のヒンズー教、仏教などは、正義の敵として悪の象徴とされたのではないかと思われます。

それは、竜(龍)であり、中国語の「六(りゅう)」であり、「666」という数字です。→ちなみに小諸電機の象徴も龍→6です。

また、中国南部や朝鮮半島、日本に伝わる太陽の象徴「三足烏(さんそくう)」も含めて、烏(からす)を忌み嫌う鳥とされました。

さらに、キリストが亡くなったとされる13日の金曜日から「13」という数字も避けられます。

そして、仏教の象徴である「卍(まんじ)」です。

 

しかし、ここでよく観察することが必要です。

真の災いは、少しだけ形を変えて現れるのです。

ヒトラー率いるナチスドイツの象徴は「逆卍」でした。

旧日本陸軍の象徴は一本少ない二本足の烏(からす)でした。

6は60など時間や旧暦を表す基本数で、13も含めて数字そのものには他意はなく、人が後から意味を持たせたわけで、忌み嫌うものではありません。

ただし、宇宙を構成する数字の組み合わせの性質はあるようで、フィボナッチ数列や黄金比などはその類です。

そして、キリスト教の竜は堕天使として地上に堕ちた存在ですが、中国や日本の龍は大空を舞う存在なのです。

また、ブログ「日本神話と世界の神話を比較して見えてくるもの」、小説「ホルスの千夜物語」などに記したように、急降下するハヤブサを堕天使の象徴とされたのかも知れません。

つまり、同じ地球市民でありながら、民族や風習などの違いから生じた誤解なのです。

今こそ、流浪の民ユダヤ民族が最後にたどり着いたと窺える痕跡が残り、人間臭い八百万の神々を信仰してきた日本が、米国と中国の橋渡しをして、世界に貢献しなければなりません。そして、小諸電機も然りです。

この二大大国が、日本も含め世界の温暖化の元凶であり、軍事経済面でも険悪な関係となっています。

さらに、民主主義に挑戦しウクライナを時代遅れの帝国主義的占領に引き戻して調和を乱そうとするロシアも含め、これからは地球市民として協力しながら地球温暖化対策や宇宙開発に邁進して行って欲しいものです。

 

パンダさんは言いました。

「私はビッグベン君にアヘンなどで散々苦しめられ、カワウソ君にも屈辱の占領を受けましたが、国交回復後カワウソ君は私たちに積極的に技術経済援助を行い、今や私たちの製品で世界は成り立っており、世界は私たちのお客様という立場で、相手を許す精神で水に流して、地球市民として、軍事力増強を直ちに止めて民主化を進め、さらに太陽光発電などで温暖化対策を推し進め、世界の冠たる環境立国を目指しましょう!」

 

シロクマさんは言いました。

「民族発祥を共有するアオキアザラシ君たちをいじめることなく、豊富な天然資源や国土面積に胡坐をかいて古い時代の武力行使に固執していたずらに危機を煽らないで、率先して民主化を進めて行きましょう!」

 

カワウソさんは言いました。

「いつまでも旧思想に捉われて、両大国のお伺いばかり立てずに、真に原爆や敗戦・大震災と放射能漏れを体験した国としての自覚と反省に基づいて、確固たるプライドを持ち、軍事力バランスでは無い調和による平和外交を目指し、効果的な環境・防災投資を推し進め温暖化防止に貢献すると共に、災害に強い国土を再構築し、古代のルーツを共有するキムチ君たちとも粘り強く未来志向で協力して行きましょう!」