今日は、第四期の「声生不息·宝岛季」で歌われた、アンルイスの《グッドバイ‧マイ‧ラブ》の中国語版、テレサテンの《再見我的愛人》のカバーを紹介します。
歌ったのは、魏如萱(娃娃)と周菲戈です。
デビュー間もない周菲戈は、ベテランらに引けを取らない歌唱を披露する。
少し話がそれますが、今月から何と、東洋のガラパゴス島、世界基準の音楽コンペティションのフォーマットの蚊帳の外だった日本でも、ついに世界中に展開させれているオランダ発祥の「The Voive」の日本版「The Voice Japan」が放送されることになり、昨日2週目の放送を終えました。
「The Voive」シリーズと言えば、私がC-POPを好きになったのは、中華版「中国好声音(The Voice of China)」の素晴らしいパフォーマンスに感銘を受けたからと言っても過言ではありません。
そんな同フォーマットの日本版とあって、多少は期待をしていたのですが、第一回目を観たところ、これが恐ろしい程のレベルの低さ。
The Voice Japan ブラインド #オーディション
— Thevoicejapan (@Thevoicejapan_) 2023年4月9日
松田 千明「夜空ノムコウ」 #shorts #TheVoiceJapan #夜空ノムコウ pic.twitter.com/ErV6kV7d8x
日本版の予選はザルなのだろうか?本来、「声質が良い」とか甘い評価をするような番組ではない。
「世界最高峰の音楽オーディション番組」という触れ込みなら、到底それには及ばないクオリティーで、とてもじゃないですが、第二回目以降をを観る気になれず。
やはり日本のTVショーでは、上質な音楽はもはや聴くことは期待出来ないと悟り、上質なC-POPの歌番組「声生不息·宝岛季」で耳直しした次第です。
娃娃(ワーワー)と《再見我的愛人》を歌った周菲戈は、「2022中国好声音(2018年からは、オリジナルの版権の「The Voice of China」でなく、リ・ブランドされた、英語名「SING! CHINA」の新フォーマットとなっている)」出身。
そんな彼が「2022中国好声音」の中で披露したパフォーマンスを一曲だけ紹介。
「The Voice Japan」と違い、歌手・演奏が明らかに“世界レベル”。
彼のような、“本物”の「世界最高峰の音楽オーディション番組」を経た実力者だからこそ、「声生不息」のようなキー局の看板音楽番組で超有名なトップアーティスト達と肩を並べることが出来るのです。
因みに、私、日本嫌いの中国好きな訳ではありませんので、悪しからず。
単に、本物の音楽、上質な音楽が好きなだけなのです。
だから、それを求めると、メジャーな音楽シーンが世界基準ではない日本は自ずと外れちゃうんですよね。