「やってることを天職だって思い込むことも重要だと思うよ。その仕事がだめだったら、また次の仕事を天職だと思い込めばいいんだから」
その者には、様々な異名がある。
全ては知り得ないが判明したものだけでも記載しよう。
即ち
「昭和の無責任男」
「芸能界一いい加減男」
「テキトー男」
「ミスター無責任」
数々の二つ名を華麗に背負うナイスガイ、高田純次氏の名言で御座います。
ちなみに「無責任」はともかく「適当」と「いい加減」は本来、悪口ではなく良い意味として使うのが正解なのですよ。
…割と誰でも知っている知識を得意気にひけらかす凡人、ジムで御座います。
さて皆様。
本日は久方ぶりにジムが無駄思考を拗らせましたので、僭越ながらその話をしたいと思います。
題して「先入観は本当に悪なのか」
先入観といえば本でもネットでも調べて出てくるのはやれ捨てろとかやれ脱するとかのオンパレードでそれはもう叩かれまくり。
正に悪の枢軸と言わんばかりの様相を呈しております。
しかし相変わらずヘソ曲がりなジムはどうも納得しきれませんのでここは一つ、悪名高き先入観について調べてみようと思います。
手始めに先入観を辞書で調べてみると出てくるのは以下のような感じ。
先入観
初めに知った事に基づいて作られた固定的な観念。
まあ要するに第一印象による思い込み的なものですかね。
次に先入観の欠点と利点。
欠点に関してはまあ皆様ご承知のとおり物事を勝手に決めつけてそれ以上考えなくなること。
一度こうなるとたとえどれほど客観性や現実性が欠けていても突っ走ってしまうので極めて大変。
一方、利点として考えられることは判断の高速化。
人が何かを思いついて行動に移るまでには思いつき、考えて、決断し、行動するといった工程を取りますが先入観は「考える」の部分を省くので素早く行動することが出来るわけですね。
まあだからこそ問題も発生するので盛んに考えろ!先入観にとらわれるな!!と叫ばれるわけです。
ただ、ジムとしては正直それも無理筋に思えてなりません。
なぜなら全ての出来事を先入観にとらわれず考える。
理想論としては非の打ち所がなく実に素晴らしい。
でも現実には時間・体力・精神あらゆるものが有限なので結局は何かを省略しないわけにはいきません。
まして仕事となればなおのこと。
故に先入観もただ悪と断じるのではなく、上手に使っていくしかありませんね。
よおし。
なにやら結論めいたものが出たところで、一句。
思い込み
悪と決めつけ
思い込む
byジム
どこかで「才能なし!」という声が響いたところで、本日は失礼したいと思います。
それでは皆様、機会があればまたいずれ。