「神はサイコロを振らない」
出典は世界的に有名な理論物理学者、アルベルト・アインシュタイン氏の名言で御座います。
意味合いとしては量子力学の曖昧さを批判し、世の中の物事には全て法則性がありそれに則って動いているという考えだそうな。
皆様、ご無沙汰しております。
所詮神ならぬ我が身はサイコロを振るしかないわけでありますが、そのサイコロの面には本当に6や5があるのでしょうか。
ロクでなしどころかゴがあるかどうかすら怪しい凡人、ジムで御座います。
さて皆様。
何はともあれ明けましておめでとう御座います。
また新しい年が始まりましたね。
今回はおめでたいことに新年一発目。
早速ですが皆様、唐突ですが「ブラウジング」という単語をご存知ですか。
まあインターネットが発達した今日、パソコンやスマホでブラウザを使うなんてもはや当たり前。
故に大体の方は聞いたことくらいはあると思いますが、その源語としては家畜を放牧し飼料としての若葉や新芽を自由に食べさせることを意味しており、要は明確な検索戦略を持たないまま偶然の発見を期待して漫然と情報を探すことなのです。
具体例としてはウィンドウショッピングや図書館・書店にて目的の本を選ばない状態で本棚の前に行き背表紙を眺めて回ることなどでしょうか。
そしてワタクシことジムはそんなブラウジングが結構好きです。
ただの暇潰しと言われたら否定は出来ませんが、やってみると存外に楽しい。
ちょっとした気分転換にもなりますし、予想外に良い本と出会えたりしたらすごく嬉しい。
もっともあくまで偶然の産物なので良いことが常にあるわけではありませんし、計画性や効率などとは無縁な行動です。
ただ我々はどこまでいっても神ならぬ人の身。
どれほど思考し予測し計画を立てても思い通りにならない事などいくらでもあります。
ならばいっそ思い通りにならない事に苛立つのではなく、楽しんでみるのも一興ではないかと思うのですよ。
…しかし、忘れることなかれ人の子よ。
偶然があるのなら必然があるのもまた然り。
具体的にはジムの机の上に置いてある、まるで手を着けてない積みっぱなしになっている本の数々。
っていうかブラウジングでモノ買うってつまり衝動買いと一緒ですよねあっはっはっはっ!!
……やっぱり、計画性って、大事ですネ。
ジムが激しい自己矛盾に陥ったので、本日はこの辺で失礼したいと思います。
それでは皆様、機会があればまたいずれ。