「やだなー、怖いなー、変だなー、ギィィィィ(ドアの開く音)」
怪談話で一世を風靡した日本の俳優、稲川淳二氏のフレーズの数々で御座います。
ジムには怪談話をしているイメージしかありませんが、元々はお笑いタレントだったそうな。
笑わせる立場から怖がらせる話とは、これが所謂ギャップ萌えってヤツですか。
皆様、御無沙汰しております。
善人がちょっと悪いことをすると実は悪人だったんだ!と言われ、不良がちょっと良いことをすると実は優しい人なんだ!と言われる。
これをゲインロス効果というのですが、よーするに錯覚ですよね。
気をつけなければと思う反面、結局それが楽しくて面白いんですよねえ。
分かっていながら騙される凡人、ジムで御座います。
さて皆様。
早いもので暦はもう9月。
夏が終わり秋が始まるわけですが、まだまだ暑い。
そんな去りゆく夏の最後の思い出として、本日は不肖私ことジムが実際に体験した怪談話をお送りしたいと思います。
そう、それはある暑い日の真夜中のことでした。
ジムが寝ていると、ふと目が覚めて。
トイレでも行こうかと体を動かそうとした、その時!!
ぎゃああああああ!!!!
足が!!ジムの足があああ!!!
両足ともツッてるううううう!!
…え?
それの何処が怪談話なんだって?
いやでも怖くありません?
夜中に突然足がツッたら。
…それは怖い話じゃなくて痛い話だ?
でもそれって、貴方の感想デスヨネ
……はい、すいません。
謝りますから、そんなイラッとした顔しないでくださいよ。
素敵なお顔が台無しデスヨ。
えー、コホン。
何はともあれジムは両足がツッてしまい大ピンチです。
立ち上がることすらままなりません。
こうなれば、若かりし頃に封印したク○ヨンし○ちゃんのひま○りバリのハイハイ技をやるしかないのか。
ジムが大人の矜持を捨てるか否か逡巡していると。
ドッタンバッタンやっていることに気が付いたマイマザーが現れて、なにやら銀色の包みを渡してきました。
えーとナニナニ?
なんとかくすりあまくさゆ??
んー?
入浴剤か何かですかね?
お風呂に入って暖まれってことですかね。
いや夜中に一風呂というのも中々オツなものかも知れませんが、生憎動けないのですが…。
え、違う?
薬?
漢方薬ですか。
ほほぅ、あまり馴染みが無くて不思議な感じですが気になるその効能は。
効果:足のつりにきく。
ワオダイレクト!!Σ(・ω・ノ)ノ
驚きのドンピシャ。
薬と言えば何となく西洋のものばかりなジムでしたが、東洋医学も決して侮れないものですね。
ジムが東洋の神秘に感激したところで、本日は失礼したいと思います。
それでは皆様、機会があればまたいずれ。