❀  婿舅  Ⅵ  ❀ | ぴかるんのブログ

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ピンクのポンポン


ピンクのポンポン★87-6

 尚、ピンクのポンポンの時計は、今も去年の夏のソロツアーで止まったままなので、登場人物が過去の出来事を考える時、1年の時差が生じますので、ご了承下さい。

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 約束通り、彼女の結婚が決まり、義父が約束を果たす日も決まった今年の六月、義父は上棟式が終わってから間もない現場へ、今年の春に就職した若い見習い大工一人を連れて向かった。


 材料の納品が遅れて、工期が遅れている現場があったため、そちらの現場監督の役目を舅に頼み、自身は他の現場での作業に出かけたのだった。

 お昼の弁当を食べ終えて、見習い大工の職人さんと共に近くのコンビニへ行こうと建物の外へ出た直後、前日の雨でぬかるんでいた地面に足を滑らせて転倒、転び方が悪くて骨折したのだった。

 幸い、一人ではなかったので、すぐに救急車を呼んで貰って病院へ運ばれて、複雑骨折による入院となってしまったのだった。


 見習いの職人さんが自宅へ連絡すると、外でOLをしている彼女以外、家族が一斉に病院へ駆けつけたが、皆、骨折した理由と、後遺症もなく完治するケガだと分かると、笑い話のネタの言いたい放題にされてしまったらしい。

 おまけに、言いたい放題の途中で、母親が彼女に連絡していなかったことに気付くも、会社を早退させるほどのことでもないからと、連絡はせず、彼女は帰宅後に夕飯の支度をしていた祖母から父親の入院を知らされて、慌てて病院へ向かったのだった。


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 久しぶりに、夕飯にカレーうどん。温まりました♪


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