❀  ピラフ  ❀ | ぴかるんのブログ

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ピンクのポンポン



ピンクのポンポン★100



 尚、ピンクのポンポンの時計は、今も去年の夏のソロツアーで止まったままなので、登場人物が過去の出来事を考える時、1年の時差が生じますので、ご了承下さい。




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 コンサートに出かける日、いつも母はピラフを用意してくれる。ピラフなら、すぐに食べ終えることが出来るから。

 なのに、コンサートの話をしては、眠るのがいつも遅くなっていた。



 母にコンサーへ連れて行って貰っていた頃は、留守番している祖父母や父、弟が炊きたてのピラフをお皿に盛るだけで、簡単に夕飯か食べられる様にと作り始めたものだったけれど、今では母が旅行で家に居ない時や、弟がコンサートへ出かける日も定番メニューになっている。

 以前はシーフードだけたったピラフも、種類が増え、丁寧に出汁やスープを取るせいか、泊まりに来る友達にも評判が良い。


 今夜も一緒にコンサートに出かける高校の同級生や、明日だけコンサートを観に行く友達が、ウチに集まって、賑やかにピラフ・パーティーを開催予定。

 酒の肴は勿論、今夜のコンサート。

 皆、独身で浮いた話は勿論あるけれど、周囲に既婚者が少ないせいか、のんびりと独身生活とピンクの王子様の活動を楽しんでいる。

 いつまでも、こんな時間が続くとは思っていないけれど、トシをとっても、こんな時間を共有できれば良いなと思う。

 そんなことを考えながらも、今日の支度を再チェック!

 客間に人数分の布団を敷きつめて、バスタオルも人数分、用意。

 鏡で化粧を再チェックした後、台所に立つ母に声を掛けた。

 「今夜もお願いね」

 ピラフの食材を切る手は止めず、顔だけ振り向いて、母が返事をしてくれた。
 「任せて、三種類、作るから。でも、余ったら、明日の朝もピラフだから」
 「皆、その方が歓ぶかも」
 「そう? ありがとう」

 自室へ戻り、鞄の中を確認した。オペラグラスにタオル、ピンクのポンポンを入れた袋がちゃんと鞄の中に入っていた。

 祖父母の部屋に声を掛け、再度、台所に立つ母にも声を掛けた。



 普段、仕事へ出勤する時は誰も見送ってくれないのに、今日は祖父母と母の三人が見送ってくれる。

 「行ってきます」

 手を振って、玄関の扉を閉じた。

 帰りを待っていてくれる家族が居るから、安心してコンサートに出かけることが出来るし、何があっても安心して帰ることが出来る。


 「今夜もきちんとコンサートを楽しもう!」

 心の中で誓ってから、バス停への道を歩いた。




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 ネタは元々、考えてあったのですが、20分程度で書き上げてしまいました。

 今後もステージ(歌、お芝居、ダンス、トーク、コント、映像、女装 )を観て、楽しい一時を過ごせる人が一人でも多く増えます様に!


 紫の♘の人(☜パクり)、ザキ子ちゃん、お誕生日、おめでとう!!!!! 更なる活躍を楽しみにしています。特に、4YUは、デビュー して欲しいなぁ。別事務所のEみたいな存在感で!


 病気するまで、私も高所恐怖症だったので、今日は紫の人が可哀そうで、可哀そうで……
 無理して克服しなくて良いよと、心の中で呟いていました。
 水への恐怖心が強い人をプールに連れてゆくようなものですから。


 私を強引に へ乗せたことを後悔した程の、高所恐怖症で、 に乗ることも有りえませんでした。

 真っ青になってまともに歩けなくなるとは、家族も思っていなかったみたいです。 




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