梅雨らしい雨も殆どなく梅雨明けしたかと思ったら、いきなり連日の猛暑…
暑くて大変なのですが、本日もやや長文の嬉しいご報告になります。
是非お付き合いください
開発が終了して販売がスタートしている…
ヒノノニトンベースの悪路走行可能な四駆林業ダンプ〝吉野エディション〟
開発を完了してからも、各地に走行デモに出かけたり、雑誌に取材していただいたりして、この復活した新しい林業ダンプの普及活動のお手伝いをしてきました。
そして、ついに!先月に大日本山林会が主催するイベント
林業経営の現場における技術的な発明や資材の有効活用のほか、女性の活躍その他経営の改善に役立つ創意工夫事案を顕彰する「林業経営『創意工夫』表彰行事」の令和3年度表彰として、弊社が共同開発に参画したヒノノニトン〝吉野エディション〟が見事!優秀賞を受賞しました!
当日は、吉野エディションの開発経緯や走行性能などのプレゼンテーションも行い、多くの来場者に興味を持っていただけたと思います。
そこで訴えたのは…
この国は、国土の約7割が森林という、先進国ではトップクラスの規模を誇り、生物多様性の豊かで可能性を秘めた国だという事実
そんな国なのに、かつて植林されて使いごろの山が全国で放置されているという知る人ぞ知る現実
その上、ヨーロッパや北米、ユーラシアと異なり、雨が多く急峻な山も多いという地形で、事業環境としては厳しい条件
そして近年急速に全国で広がる2.5m〜3m幅の森林作業道!なのに…そこで使える四駆ダンプの知られざる現実…何かというと、2〜3トンクラスの小回りが効きく悪路走行可能な旧型四駆ダンプが古過ぎて、作業道を使った木材搬出の将来が危ぶまれるなどの現状
その問題点を多くの方に理解してもらうためにブログで発信してスタートした林業ダンプ開発物語
行き場のない不安を、危機感を感じて「吉野の杣人」で発信したSNSの投稿に、多くの関係者や読者に拡散して集まった応援とアイデア!
そして、そんなダンプに未開拓需要の可能性があることを確信して始まった開発陳情
様々な難しい問題も多く、開発に4年以上の歳月がかかりましたが、開発スタートの背中を押してくれた読者の皆さん、開発にお付き合い頂いた清光林業、松原自動車、そしてなんといっても開発を現実のものとしていただいた日野自動車の皆さん!に、もう感謝しかありません
そして完成した日野デュトロダンプ〝吉野エディション〟
去年の春、コロナ拡大の谷間をついて開いた吉野エディションお披露目走行会には、当時の本郷林野庁長官にも参加いただいて、高く評価していただきました
その後、森林林業白書にも取り上げていただいて、全国で関心を持ってもらう関係者が増えました!
…などを20分ちょっとで説明しました
最近では〝吉野エディション〟の実力を多数の方に認識していただき、多くの県で購入補助金も認められるようになってきました。
各地から、問い合わせも多数頂いていて、成約も増えてきました
皆さんの声援で始まったダンプ開発…夢のようなストーリーがどんどん形になってきています
購入のためのハードルも下がりつつあります!
条件は整ってきました。あとはいつやる!?ってことでしょうか。
答えは…せーの!今でしょ!!(古っ!)
本日は、良かった!良かった!な報告でした
熱中症に注意して GOOD LIFEでいきましょう