非常勤講師2日目 | 小学校非常勤講師のブログ

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退職して非常勤講師をすることにしました。毎日があわただしく過ぎ去っていくので、日々の記録を書いていきます。学校名は伏せておきます。似たような学校、似たような先生がいたとしても、たまたま似ているだけですので気になさらないでください。

 第2日目。
 今日は子どもが登校するより前に学校に着くように出勤しました。学校に着くと校長先生と出会い、校長先生はこれから登校指導に行くとのことでした。
 職員室に行くと、7時半だというのに、もうかなりの職員がいました。
 職員室で時間を待ちましたが、その間、同僚の学習支援員と少し話をしました。そうすると、担当する5年生は、以前から手がかかる学年だったとのことです。また、帰りに4年の時担任していましたという先生が来て、やっぱり手がかかったとのことです。まぁ、そういう学年の支援を任されたわけです。こういう学年にこそ、教式の授業を勧めたいのですがまだ時期尚早です。算数の授業も問題解決学習をしているのかどうかも分かりません。
 打ち合わせの前に養護教諭の先生が来て、職員健康診断を受けるかと聞かれました。そうそう非常勤講師も健康診断を受けますねぇ。それと突然、尿検査をするから採ってきて欲しいと言われ、トイレに行きました。明日の朝にはギョウ虫卵検査も行わなければなりません。この辺は都道府県?市町村?によって違いますね。
 同僚の学習支援員さんの話によると、打ち合わせを毎日やっているらしく、その間は学習支援員で教室を回っているとのことでした。そこで、私も、今日は挨拶をしなくていいですので、打ち合わせの時間に教室を回ることにしました。回るといったって特に指導はしません。様子を見ているぐらいです。一生懸命勉強していれば褒めることを忘れません。気が向けば、昨日の読書指導の時間のように本の読み聞かせをするかも知れません。
 1時間目は、算数の学習支援に入りました。まぁ、本来の任務です。担任の先生からあの子とあの子を見て欲しいと言われましたので、側で、なんやかや言いながら個別指導をしていました。
 2時間目は、算数の宿題のノートを見て欲しいと言うことで、1時間かかって宿題のノートの点検をしました。その後、担任と分担してドリルの点検をしました。
 中間休みに職員室にいました。先生方の机上に一人1台のノートパソコンがありました。起動しているパソコンは1・2台しかありませんでした。WindowsXP です。大丈夫なのかなと心配します。あまり活用されている感じがしませんでした。ある先生の机上には2台のノートパソコンが積み上げられていました。前任校では朝の打ち合わせをパソコンを活用して行っていましたから、出勤と同時にパソコン電源を入れる先生はたくさんいました。今回の勤務校では違う感じです。まぁ、この点もしばらくしたら教務主任か管理職に言いましょう。そうそう、机上のパソコンに一番向かっているのは教務主任の先生ですね。
 3時間目は、算数の学習支援で、1時間目と同じようなことをしました。このクラスでは、男の先生のクラスで、授業の始めに、新しい先生に質問があれば聞いてもいいよ、と突然質問コーナーの時間になりました。結婚しているかとか、好きな魚は何かとか、いくつかの質問がありました。いつも聞かれるのは年令です。その時は必ず何歳だと思うかと聞き返します。今日は「○歳だと思います」と答えたのを、更に全員に「○歳より上だと思う人手を挙げなさい、下だと思う人手を挙げなさい」と追加しました。そして、下だと思うと手を挙げた人には「君たちは賢い」とだけ言いました。後で年を教えてくれなかったという子どもがいましたので「○歳だと答えた人には、賢いと答えたでしょう。」とだけ言いました。後は子どもの判断です。何歳でも良いんです。会話が大事なのです。それも頭を使う会話が大事です。
 4時間目もしばらく個別指導を行った後、算数のドリルの答え合わせをしました。
 昨日と今日、主に5年生のクラスを回ったのですが、かけ算の九九をきちんと覚えていない子どもがいること、繰り下がりのある引き算をきちんとできない子がいます。計算は反復練習である程度身につきます。
 で、給食の時間になり、職員室で食べました。マイ箸を給食指導でやっているらしく、今日は箸が必要でした。持って行くのを忘れましたから、校務員さんに箸を借りました。やっぱりつっけんどんな言い方です。まぁ、離れているのが正解でしょう。
 給食後は5年生の教室へ行って、子どもと遊んでいました。
 給食の調理員さんとすれ違いました。とっさに「いつもありがとうございます」と言いましたが、本当は「いつも美味しい給食をありがとうございます」と言いかけたのです。今日はまだ2日目なのに「いつも」はないなぁ、「美味しい給食」もないなぁ、と。これは次回に取っておきましょう。教諭等と給食調理員との関係は良好でなければなりません。良好な学校の給食は本当に美味しいのです。両校でない学校の給食は、いまいちなのです。これは本当です。他校と同じ食材、同じ調理方法で給食を作っていますが、さじ加減が違うのです。子ども達のため、私たちも美味しい給食を食べるため、調理員さんとは仲良くやっていきたいものです。
 で、時間になりましたので帰りました。玄関から出たところで2階から水が落ちてきました。子どもが水をひっくり返した感じです。あやうく頭から水をかぶるところでした。地面を見ると他にも濡れたところがあります。本当に落ち着いた学校なのかと疑うようになりました。

 明日は、朝行ったらずっと教室にいましょう。