サンコウチョウ観察記 6/14 ②抱卵開始  | 思いのままに 

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ヤマセミです。
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6月3日にサンコウチョウの巣を見つけてから11日目にして、2回目の観察に出かけた

 

鳥仲間と共有しているため、彼からの情報を加味すると、どうやら、抱卵は6月4日開始だったと推察

 

ちょうど、抱卵10日目の様子を見に出かけたという事

 

今回は撮影ではなく、あくまでも観察重視なので、スコープを持参した

 

8倍の双眼鏡と50倍のスコープとでは、威力が全く違う事を見せつけられた!

 

 

双眼鏡では、さほど難しくなく巣は確認できたのだが、スコープに捉える事に難渋した(苦笑)

 

ただ、いざスコープで捕らえた以降は、観察は非常に楽であった

 

因みに、観察地点から巣までの距離は約25m

 

 

サンコウチョウには全くストレスを与えない距離と言える

 

まず、目に飛び込んで来たのはメスであった

 

短い尾が特徴のメスは、その後30分近く抱卵をしていた

 

すると、そこへオスが近づいて来て

 

スムースに交代した

 

さすがに尾の長いオスである

 

50倍のスコープではオスの全身姿がフレームに収まり切らない(笑)

 

小さな巣にオスの姿は、やはり絵になるものだ

 

ところが、ものの数分でオスは巣から飛び出してしまった

 

10m近くに居たメスが慌てて巣に戻って、抱卵を始める

 

あのオスの行動は何なのだろう?

 

そう言えば、抱卵を始めた6月4日に観察していた、私の鳥仲間からは『オスの抱卵が真面目ではなかった』

 

という謎のコメントをいただいていたっけ

 

そうかぁ 鳥仲間が言いたかったのは、碌に真面目に抱卵しようとしないオスの事を言いたかったのだ

 

観察して40分

 

我らの観察を終了した

 

その間、2台のバーダーと思しき車が近づいて来た

 

その際には、何気なく、我らは全く違う方向に双眼鏡とスコープを向けた(笑)

 

バーダーの数が増えれば、たとえ遠くともストレスを与えてしまうだろう

 

との配慮からだ

 

次回は2週間後に観察に来ようと思う

 

サンコウチョウの抱卵期間を知らないのだが、大きさから判断するに2週間ほどではないか?

 

という推察の結果、2週間後に観察に行く事にしたのだ

 

無事、育雛を始めている事を祈って・・・

 

帰りに妻ご所望のジャナサンでランチを食べて帰宅した

 

 

半日の鳥見だったのだが、夏バテ気味だわ