私は、ある法人に非常勤講師として登録している
この法人は日本企業が、海外企業との協業をめざすに当たって、よりスムースに進めるために人材育成の観点で支援する事を目的としている
私はＪＩＣＡボランティアとしてネパールで活動していたのは、同法人の下部組織に配属されていた
その関係で、帰任後も同法人の要請で、日本にて海外からの訪問客のための講師をしていた
新型コロナ以降、同法人自体の活動もウェブによる遠隔授業が増えた関係で、私の出番も途絶えて久しい
前置きが長くなってしまった（苦笑）
同法人で私の窓口業務をされていたＫさんから、珍しくも連絡が入った
おっ！ 久しぶりの仕事要請かな？
と、思ったら・・・
なんと、退任挨拶であった
これには、驚いたが、彼の次の言葉に、もっと驚かされた
同氏の所属する新しい組織から私へ、とある仕事のプロジェクトマネージャー要請の打診を受けたのであった
私の職種、業種、マネジメント経験、語学力・・・これらの実績を勘案してのオファーとの事だった
もちろん・・・あと半年で古希を迎える身で、プロジェクトマネージャーなどハードな仕事ができる訳もなく丁重にお断りした
ただ、仕事内容をお聞きした上で、今後の進め方に関するアドバイスはさせていただいた
同じような仕事を２０年近く前に実際に遂行した経験からのアドバイスなので、Ｋ氏は喜んでいただいた
その上で、私の知り合いをプロジェクトマネージャーに推挙しておいた
最近は地域貢献、社会貢献に関連した活動に集中していた私の脳みそだったので、ビジネスの世界に少しだけ首を突っ込んだ今回の出来事は・・・正直、私の血が騒いだ事は言うまでもない（苦笑）
Ｋ氏との２時間に及ぶ話し合いは、私の中に少しだけ残っているビジネスへの未練を大いに刺激してくれる出来事となった